ジャーナリストが育つ環境、素養などどのような条件整備が必要であろうか。思いつくまま列記してみれば、 ①権力体制に立ち向かう強靭な精神力。心と体が健康でなければならない。 ②社会的に言論の自由が保障されているか。発言することによって身の危険が起きないか。 ③継続的収入が保障され、家族の生活が脅かされることがないか。 ④仲間の連携が強く、孤独になりがちなときに、助言などが適切になされるか。 などなど様々なことが想定できるが、最も大切なことは生活基盤であり、一つの組織に入れば保障されるが、組織を外れれば路頭に迷う、あるいは収入が激減するなど、個人では何ともしがたいことが起きてくるのでしょう。 言論の自由の大切さを考えるならば、個人単位の寄付が極めて大切であり、また、国民の期待を裏切らない誠実な政党の育成を含めて、バックアップ体制の構築がなければ、ジャーナリスト個人に期待しても無理というものです。孫崎さんは、あらゆる場で講演会をされ、書物による収入源がおありになるが、評論家でない現場主義のジャーナリストが、組織に頼ることなくジャーナリストとしての収入確保はどうしたら可能かの視点を提示する必要性が求められているのではないか。ダメダ、ダメダといっているだけでは解決しない。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
ジャーナリストが育つ環境、素養などどのような条件整備が必要であろうか。思いつくまま列記してみれば、
①権力体制に立ち向かう強靭な精神力。心と体が健康でなければならない。
②社会的に言論の自由が保障されているか。発言することによって身の危険が起きないか。
③継続的収入が保障され、家族の生活が脅かされることがないか。
④仲間の連携が強く、孤独になりがちなときに、助言などが適切になされるか。
などなど様々なことが想定できるが、最も大切なことは生活基盤であり、一つの組織に入れば保障されるが、組織を外れれば路頭に迷う、あるいは収入が激減するなど、個人では何ともしがたいことが起きてくるのでしょう。
言論の自由の大切さを考えるならば、個人単位の寄付が極めて大切であり、また、国民の期待を裏切らない誠実な政党の育成を含めて、バックアップ体制の構築がなければ、ジャーナリスト個人に期待しても無理というものです。孫崎さんは、あらゆる場で講演会をされ、書物による収入源がおありになるが、評論家でない現場主義のジャーナリストが、組織に頼ることなくジャーナリストとしての収入確保はどうしたら可能かの視点を提示する必要性が求められているのではないか。ダメダ、ダメダといっているだけでは解決しない。