二〇一五年一〇月一一日、NHKで「堀文子『シリーズ、私の戦後70年・今、あの日々を思う』」が放映されました。
番組の序盤では「どんな雑草でも、自分の力で死ぬまで生きている。それを見ることが、今の私の刺激です。自然は誰の力も借りず、自分の出番を間違えずに、ちゃんと、咲きます」と、まさに彼女の絵から受ける印象と同じトーンで話されていました。
それが番組後半になるとトーンが変わりました。
(今の日本も、第二次大戦当時と同様に)非常に危険な状態にありますが、いまなら、国民が競って反対すればいいんだから。
日本が危険な瀬戸際にいるように見えます。国家権力に反抗するには、相当な勇気と智慧がいります。下手をすると牢獄に繋がれる。何をするか、わかりませんよ、国家が野心を持つと。
物事が崩れはじめると、ガラガラと崩れちゃいます。ですから、崩れる前に、騒がないといけない。日本、
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森友学園、元特捜部検事、郷原信郎氏、本来は補助金適正化法違反が適用されるべき案件(法定刑5年以下)。詐欺罪(10年以下)にするのは検察実務としてはあり得ない。要件整っていないのに補助金貰うケースは、行政が指導して是正が基本。
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7日(水)「ニコニコ孫崎享チャンネル」でジャーナリスト田中龍作氏の『ロヒンギャ難民キャンプ取材』を放映。ビルマ国軍の掃討作戦と仏教徒からの迫害により、昨年8月下旬からわずか半年足らずで65万人のロヒンギャがバングラデシュに避難
コメント
> 下手をすると牢獄に繋がれる。何をするか、わかりませんよ、国家が野心を持つと。
そう話されてから3年経った今、籠池氏、伊藤詩織氏が真っ先に頭に浮かぶ。
堀文子氏の実体験からだけでなく芸術家特有の直感からも確信されているのだと思う。
> 物事が崩れはじめると、ガラガラと崩れちゃいます。ですから、崩れる前に、騒がないといけない。
かつて石川文洋氏も通底することを話されていた。
ポーランドの友人によれば彼の国の現政府も相当酷いらしいが、「来週、また夫と一緒に街頭デモに行く」などとフツーに伝えてくる。女性差別政策への猛抗議デモなど、確実に効果を上げているという。しかし、日本の街頭デモは孫崎さんが京都で目の当たりにされた通り殆ど白眼視される。
> どんなに軽蔑されても、人の命で、戦ってはいけません。
どんなに軽蔑されても、人の命で、戦いたい-これがアベだ。ではどうするか。
孫崎さんは、いつになく沈んだトーンの記事ですが、やはり名護市長選挙の結果に落胆なさってるんでしょうか。
詳しい分析はまだだとおもうんですが、いまこういうのが出回っています。
https://i.imgur.com/Td5U6IY.jpg
これを見ると、60代以上と50代以下のあいだにはっきりと断層があるのですね。
稲嶺陣営には「子ども達の未来に基地はいらない」という旗があったそうですが、72歳の稲嶺さんの子ども・孫の世代に否定されたかたちです。それも若い世代ほど否定している。
まあ、この分析の検証はまだこれからでしょうが、一般論として、若い世代ほど自民党支持なのは確かだし、沖縄でも徐々にその傾向がはっきりしているのかもしれません。
反自民党勢力があらわれるとしたら、若い世代のなかからだろうし、それは既成の野党勢力からは無理だとわたしはおもいます。ただ、世界的に見れば中道左派の自民党の、さらに右の勢力になるでしょうね、その反自民党勢力は。そのとき、既成野党勢力はほとんど国会に議席がなく、そのとき老人世代は老人の医療や年金を相対的には守ろうとする「自民党」に投票することになるのではないでしょうか。
>>4
真面目な問いかけと思いますので、愚見ですが、私の見方、考え方を述べます。
日本の選択する道は、大きく分けて3通りあるのではないか。
一つは、安倍政権のように全面的に米国に依存するというか隷属していく。
二つは、憲法改正し、日米安保を基盤として、日本の軍事安全は、日本が主体的に考えていく道を作る。
三つは、日米安保を否定する。
私は、一つ目も三つめも日本選択すべき道とは考えない。軍を持つことを否定するのでなく、肯定し、地位協定面で日本としての主体性を確保すべきと考えています。米国の要求に「NO」を言える環境を作るべきです。現在野党の言っていることは、憲法改正しないのであるから、三つ目を目指しているとみなしえるのでしょう。この選択は国民的理解が得られていないのが大きな問題です。一つ目で、今までと同じ道が選択できれば良いのですが、外的環境が大きく変わっています。したがって、野党の目指す道より、まだ、安倍政権の選択方向の方が、安心、安定性が確保できるとみなしています。安倍政権の道しか選択できないのではないか。
(ID:18367902)
日本は、世界の中での一国家に過ぎない。日本は敗戦後、独立国家といっても、日米間で不平等条約が結ばれているが、不平等を是正しようと戦ってきたのは沖縄の人たちだけであった。昨日の市長選で、市民の支持が得られなくなっている。次の知事選に暗雲が漂い始めたということでしょう。
一方野党の状況はどうか。路線争いが激しくて、昔の自民党の派閥争いを思い出す。昔は、自民党の中で路線というか、権力争いが行われてきたが、現在は、路線争いが表面化しない。思想信条的にはかなり幅があるが、権力を保持することの重要性が優先し、現実路線を歩んでいる。野党は権力もなく、どんなに良い考えを持っていても政権を取らなければ何も実行できないのに、思想信条がすべてであって、力を合わせていく雰囲気が醸成できない。
北の脅威、中国、ロシアの軍事力が強化され、米国の核体制が見直しされている現在、沖縄はじめ政権の軍事力体制強化の動きは国民的理解が進み、反対、反対の一点攻勢、国民の視点が違っているのに、視点の違いが分からない。わからなければ、国民が遊離していくだけです。野党は、ますます窮地に追い込まれていくのでしょう。