素人でも分かること。それは米国の狂気の好戦的部分が「今、電撃的に北朝鮮を攻撃すれば、米国本土への被害が無くて北朝鮮という国の形を地図上から消し去ることが出来る」と考えているだろうなということ。トランプと金正恩の間で応酬された幼稚園児並みの口げんかから推論されるし、イラク、リビア、ウクライナでの米の狼藉振りからも引きだされることだ。でもね、東アジアでの限定的ハルマゲドンはいけません。

韓国民は立ち上がっている。文政権はそれをバックにして金大中、廬武鉉の底流に流れる思いを継承しながら全力を尽くして北との関係調整に踏み切っているのだろう。先人たちの時代に比べて文政権には意外な神風が吹いている感じだ。それはハルマゲドン阻止という正義だ。それにしても、米国民の約３０％が北朝鮮の核保有を肯定的に捉えているらしい。私も是非論は別にして国際政治の情け容赦ない現実の中では北の核保有は必然だと思っているので、米国民の多くの国民のそのような認識は心強い。