米国は、絶対に勝ち、米国民に大きな被害が及ばない場合は、さまざまな展開によっては、戦争を仕掛けるというより、相手を全滅させることを躊躇しない。

北朝鮮はどのように解釈すべきであろうか。核保有国であるから、攻撃しないといえるか、米韓合同実践想定訓練は、かなり大掛かりになり始めている。北朝鮮金正恩の心は穏やかでなく、体制崩壊抹殺の恐怖に苛まれているのではないか。
制裁と戦争を想定した訓練はかなり北朝鮮を揺さぶっているといえる。

制裁というより外貨獲得のため、近海の漁業権を中国に売り渡したため、日本の排他的経済水域に漁民が集結し、しけのため多くの漁民が命を失っている。長年漁業をしてきた漁場を中国に売り渡してしまうに等しい行為、また、一般国民よりは恵まれていると思われる脱走兵の栄養状況など、国民に対する迫害のひどさが激しくなっている。国を守る国民、兵士を失っても、核兵器を保有するほうが優先する異常な国家に傾斜する程度がひどくなっていくばかり、米国の挑発に乗れば、事態はますます悪くなっていくばかりでしょう。

近隣国の中国、韓国、日本の役割が極めて重くなってきている。韓国の行動は、北朝鮮とどのように向き合っていくのか全く理解不能な状況になっている。

日本でも、国民の関心事は、一位は北朝鮮ミサイル問題、二位は森友、加計問題、三位は大相撲暴力問題のようであり、今後の展開によっては、政府を追及する事態に発展しかねない。言論の自由がある社会において、米国と北朝鮮が挑発合戦をおこなえば行うほど、国民の関心が強まるのを防ぐ方法がない。