フレデイ タン のコメント

米国の建国以来の歴史をざっと眺めただけでも、そのあくどさは手に取るように分る。東部の13州が西へ西へと侵略し、インデイアンを虐殺した。その結果が48州となってまとまった。最西部のアパッチ族は最後まで戦った勇敢な部族して白人にも記憶されている。そして、太平洋の真ん中にあるハワイ王国を略取した。そして南に手を伸ばし、キューバみたいな例外を除き中南米全体が米国支配層にとって事実上の南米州となっている。米国は日本をも呑みこみ、米国の最後の略奪の対象が北朝鮮であり、中国、ロシアであることは少しだけ勉強すれば、自明の理であることが分かる。これら三国は米国にとって初めて遭遇する手ごわい相手だ。アパッチや38式歩兵銃の軍国日本みたいな軟な相手ではない。しかし、これら三国を征服しなければ、米国のドル体制は崩壊し、米国の経済的陰謀が未達で終わるという危惧をロックフェラー財団やその他有力資本集団は持ち始めているのた。

上記のような背景をいただいて、ロナルドレーガンを中心にした艦隊が日本海で展開している。彼らの激しい海上訓練は単に北朝鮮への軍事的挑発を意味しない。ユーラシア大陸全体への足掛かりを窺う為の陽動作戦だと私は観測している。日本列島はその為の最前線基地列島だという認識を持って日本人は国家のあり方を論ずべき時期なのにそういう傾向は全くない。嘆かわしいことだ。忘れてならないことは米国は国際法や国際慣習を守る国では絶対ないということだ。

No.1 84ヶ月前

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