「若者たちに与党支持がもっとも多い」点は本当に深刻な問題だ。その理由を考える。 1.学校教育現場における教師たちの萎縮。 「政治」を語らない。「公平・中立性」を理由とする締め付けにより、教師たちが政治や近現代史に触れたがらな い。 大学の授業はまだ、教員に「政治」を語る自由が多く残されているはずだ。教員は臆することなくもっと学生に政治 を語れ! 2.メディアの萎縮 そもそも現代「政治」を扱ったテレビ番組は少なくなるばかり。残された数少ない番組でも、「御用評論家」 が政権を擁護する発言を頻発するため、視聴者はどちらの言い分が正しいかよくわからなくなってしまう。 「読売」のように、政権に魂を売り渡してしまったような新聞はもう論外だが、そこが日本最大の発行部数をほこっ ていたのでは、世論が歪んだものになって当然。 NHKはまたも、今日の参院法務委員会の中継なし。 3.社会一般 日本人は本当に、お互い日常会話のなかで「政治」について語り合おうとしない。 政治を話題にすると、会話がぎくしゃくして、人間関係が壊れると敬遠する。 結果、選挙のときなども、普段テレビに一番多く映っている人(=安倍)の言に引きずられた形の投票をしてしま う。
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孫崎享チャンネル
(ID:30578355)
「若者たちに与党支持がもっとも多い」点は本当に深刻な問題だ。その理由を考える。
1.学校教育現場における教師たちの萎縮。
「政治」を語らない。「公平・中立性」を理由とする締め付けにより、教師たちが政治や近現代史に触れたがらな い。
大学の授業はまだ、教員に「政治」を語る自由が多く残されているはずだ。教員は臆することなくもっと学生に政治 を語れ!
2.メディアの萎縮
そもそも現代「政治」を扱ったテレビ番組は少なくなるばかり。残された数少ない番組でも、「御用評論家」
が政権を擁護する発言を頻発するため、視聴者はどちらの言い分が正しいかよくわからなくなってしまう。
「読売」のように、政権に魂を売り渡してしまったような新聞はもう論外だが、そこが日本最大の発行部数をほこっ ていたのでは、世論が歪んだものになって当然。
NHKはまたも、今日の参院法務委員会の中継なし。
3.社会一般
日本人は本当に、お互い日常会話のなかで「政治」について語り合おうとしない。
政治を話題にすると、会話がぎくしゃくして、人間関係が壊れると敬遠する。
結果、選挙のときなども、普段テレビに一番多く映っている人(=安倍)の言に引きずられた形の投票をしてしま う。