日本と中国は、経済交流を通じて良好な関係にあったが、ある事件を境にすべてが逆転している。 その事件は、2010年9月7日中国不法操業漁船と海上保安庁巡視船の衝突事故に対する日中双方の政府の事故処理対応が、友好関係を阻害しないように解決できれば問題なかったが、当時の民主党政権が、中国同様に、原理原則を重視してしまった。 自民党は、本来は、普遍的な政策をとり、思想信条を明確にしないが、幼稚な民主党と同じ、対中国強弁思想を保持する安倍政権を選択したため、二階氏などの中国との友好を重視する人たちが、声を潜めている。安倍政権が悪いのは当たり前であるが、その起因を作った民主党野田政権の元凶野田氏が幹事長では、中国の強弁習近平政権に対し、日本側の姿勢が好転するわけがない。それに比べて、親日中間層が3億人とは、中国のスケールの大きさを感じずにはおれない。日本は小国の上、小人物といわれかねない。日本人も、多くの人が中国を旅すれば、意識が大きく変わると思うのですが、偏見が強すぎては致し方ない。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
日本と中国は、経済交流を通じて良好な関係にあったが、ある事件を境にすべてが逆転している。
その事件は、2010年9月7日中国不法操業漁船と海上保安庁巡視船の衝突事故に対する日中双方の政府の事故処理対応が、友好関係を阻害しないように解決できれば問題なかったが、当時の民主党政権が、中国同様に、原理原則を重視してしまった。
自民党は、本来は、普遍的な政策をとり、思想信条を明確にしないが、幼稚な民主党と同じ、対中国強弁思想を保持する安倍政権を選択したため、二階氏などの中国との友好を重視する人たちが、声を潜めている。安倍政権が悪いのは当たり前であるが、その起因を作った民主党野田政権の元凶野田氏が幹事長では、中国の強弁習近平政権に対し、日本側の姿勢が好転するわけがない。それに比べて、親日中間層が3億人とは、中国のスケールの大きさを感じずにはおれない。日本は小国の上、小人物といわれかねない。日本人も、多くの人が中国を旅すれば、意識が大きく変わると思うのですが、偏見が強すぎては致し方ない。