孫崎さんのご指摘どうりなのでしょう。 日米同盟の可否は、リベラルでも、意見の分かれるところであるが、日米同盟に基づく日米地位協定は、我々国民の意思で改定いけるというより改定していかなければいけないのでしょう。韓国、ドイツができて、日本ができないというのは、基地住民に対する直接的なお金のバラマキによって、さまざまな生活上の権益が得られるために眼がくらみ、間接的に得られる全国民的利益が犠牲にされる現象が支配しているからである。国民一人一人の公共に対する考え方が、ドイツはともかくとして、いつもけんかしている韓国より劣るともいえるのです。日米条約と憲法は、180度違う考え方であることを頭に叩き込んで、日米基地協定を改定していく努力が一番大切であり、憲法護持がその精神の中で機能するようにしていかなければならない。基地協定と憲法護持は切り離せないものであるのに、基地協定に触れずに、憲法だけに触れるから、現実性にかけるので、さまざまな例を入れて、憲法改正の危険を説いても、基地協定が問題でなく、日米協定が問題になり、国民的理解が大きく広がっていかない。リベラルが、基地協定の改定に眼が向かわなければ、対米交渉の政府の後ろ盾になることができない。政府と対立するのでなく、後ろ盾にならなければ、米国にまともに向き合えないのです。リベラルに柔軟性を期待できないか、大人になれないか、何とか成長してほしいものである。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
孫崎さんのご指摘どうりなのでしょう。
日米同盟の可否は、リベラルでも、意見の分かれるところであるが、日米同盟に基づく日米地位協定は、我々国民の意思で改定いけるというより改定していかなければいけないのでしょう。韓国、ドイツができて、日本ができないというのは、基地住民に対する直接的なお金のバラマキによって、さまざまな生活上の権益が得られるために眼がくらみ、間接的に得られる全国民的利益が犠牲にされる現象が支配しているからである。国民一人一人の公共に対する考え方が、ドイツはともかくとして、いつもけんかしている韓国より劣るともいえるのです。日米条約と憲法は、180度違う考え方であることを頭に叩き込んで、日米基地協定を改定していく努力が一番大切であり、憲法護持がその精神の中で機能するようにしていかなければならない。基地協定と憲法護持は切り離せないものであるのに、基地協定に触れずに、憲法だけに触れるから、現実性にかけるので、さまざまな例を入れて、憲法改正の危険を説いても、基地協定が問題でなく、日米協定が問題になり、国民的理解が大きく広がっていかない。リベラルが、基地協定の改定に眼が向かわなければ、対米交渉の政府の後ろ盾になることができない。政府と対立するのでなく、後ろ盾にならなければ、米国にまともに向き合えないのです。リベラルに柔軟性を期待できないか、大人になれないか、何とか成長してほしいものである。