フレデイ タン のコメント

孫崎先生の疑問「裏切られた米国選挙民の怒りはどこに向かうだろうか」について浅学菲才の私ではありますが、次のようなことを妄想しております。

歴史は繰り返すと言いますが、本当にそうだと思います。ウオール街の株価の大暴落が引き金になって米国は大不況に陥り、レーニズムが労働界を席捲し、政治のかじ取りを間違えればプロレタリア革命が米国に起こる寸前にまで状況は悪化していました。時のフランクリン・ルーズベルトはニューデイール政策を押し進め、米国の資本主義をぎりぎりのところで守ったのです。もし、フランクリン・ルーズベルトが国内問題を棚上げし、ナチズムを支援し、ソ連を痛め付けることをしていたら、米国でロシアに次ぐ革命が起きていたでしょう。

トランプが担当する今の情勢は当時と似て居ます。統計は粉飾され、事実が表面化してないので、一般に分かってないが、米国の失業者の実態は黒人、ラテイーノを中心に目を覆わざるを得ない惨憺たるものです。トランプがニューデイールに相似する国内政策を取らなければ、第三世代のプロレタリア革命が米国に発生する確率は高いのです。因みに第一世代の革命はボルシェブイキに依るものでした。第二世代は中国の人民解放軍によるもの。今、行き詰まったウオール街は中國との戦争を目論んでいます。私の目にそのウオール街が第一次大戦中のロシアのツアー皇帝にそっくりに見えて来るから不思議です。

No.2 96ヶ月前

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