自分に自信を持つことは、必ずしも悪くない。自信を持てば、才能の開花、技術の革新が増大化する場合が多い。 問題は、他民族との共存関係において、特別な優越性を持ちたいという願望である。この優越性が、体制の意図するところとなると、民族の争いに発展する。根本はイデオロギーの対立にしても、近隣関係の共存より、排除の原理が作用すると恐ろしい。現在は生活の困窮が主原因の紛争であり、国家間の戦争とは言えない場合が多いので、、社会環境の悪化を指摘しているのは的を得た指摘なのでしょう。問題は、では、どのようにして解決したらよいかということであり、米中ロの首脳による紛争解決の道が選択できるかどうかであるが、各国の富の獲得競争をどのように調整するかであり、「資本が主」か「人民が主」かで、大きく方向が違ってしまうことを否定できない。どこまでも争いが続くのでしょう。トランプ氏が、違った視点を持っているようであるが、行き過ぎた「資本の暴走」にブレーキをかけることでしかないことは、念頭に置くべきでしょう。ちなみに、中国に対しては、並々ならぬ敵対競争心を抱いているようであり、中国がどのような調整案を出してくるか、注目する必要がありそうだ。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
自分に自信を持つことは、必ずしも悪くない。自信を持てば、才能の開花、技術の革新が増大化する場合が多い。
問題は、他民族との共存関係において、特別な優越性を持ちたいという願望である。この優越性が、体制の意図するところとなると、民族の争いに発展する。根本はイデオロギーの対立にしても、近隣関係の共存より、排除の原理が作用すると恐ろしい。現在は生活の困窮が主原因の紛争であり、国家間の戦争とは言えない場合が多いので、、社会環境の悪化を指摘しているのは的を得た指摘なのでしょう。問題は、では、どのようにして解決したらよいかということであり、米中ロの首脳による紛争解決の道が選択できるかどうかであるが、各国の富の獲得競争をどのように調整するかであり、「資本が主」か「人民が主」かで、大きく方向が違ってしまうことを否定できない。どこまでも争いが続くのでしょう。トランプ氏が、違った視点を持っているようであるが、行き過ぎた「資本の暴走」にブレーキをかけることでしかないことは、念頭に置くべきでしょう。ちなみに、中国に対しては、並々ならぬ敵対競争心を抱いているようであり、中国がどのような調整案を出してくるか、注目する必要がありそうだ。