野党4党が共闘すれば、衆院選で勝てることは今や常識だろう。 だが、民進党がそれに乗ってこないのはなぜか。 第1の理由は、民進党幹部には自民党以上の極右主義者がいて、共産や社民との共闘を拒否しているためだ。 第2の理由は、支持母体の「連合」に気を遣っている者が多いことだ。連合は、以前は労働組合の連合体だったが、今や単なる利権団体と化している。労働組合であるのなら、空前の巨額に達した「社内留保」を取り崩して、従業員の給与の増額をさせるなど、労働条件の改善を図るべきだ。 そして第3の理由は、旧民主党幹部たちが、政権運営の難しさを知って、政権政党になりたくないためだ。 こんな腰抜け政党に頼っている限り、日本の政治がよくなることは有り得ないだろう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18982160)
野党4党が共闘すれば、衆院選で勝てることは今や常識だろう。
だが、民進党がそれに乗ってこないのはなぜか。
第1の理由は、民進党幹部には自民党以上の極右主義者がいて、共産や社民との共闘を拒否しているためだ。
第2の理由は、支持母体の「連合」に気を遣っている者が多いことだ。連合は、以前は労働組合の連合体だったが、今や単なる利権団体と化している。労働組合であるのなら、空前の巨額に達した「社内留保」を取り崩して、従業員の給与の増額をさせるなど、労働条件の改善を図るべきだ。
そして第3の理由は、旧民主党幹部たちが、政権運営の難しさを知って、政権政党になりたくないためだ。
こんな腰抜け政党に頼っている限り、日本の政治がよくなることは有り得ないだろう。