「ジャーナリズムの新聞の使命はどのようなものか」の回答が、「法を根拠とする」記事になっているのでしょう。 ジャーナリズムの本懐は、「社会正義であり、体制を批判することをいとわない在野精神にあり」という高邁な信念があれば、法などは、体制によって決められるものであり、必ずしも社会正義といえないことを、身をもって経験しているはずである。現在のジャーナリストは、体制の代弁者となって、生活の安定を確保することが先決となっている。致し方ない面はあるが、社会正義を社会に訴えるにはどのようにすべきかの方法がなく、体制に順応した不活性化した社会が営まれることになる。典型的な例は、アベノミクスは破たんしているが批判が出てこない。人口減少社会で、消費を増やしGDPをあげようとすることが間違っているが、GDPに頼れば国民一人一人が痛みをこうむらないから反対する人が出てこない。日銀が国債を肩代わりし、お金をどんどんばら撒いているので現状維持はできるが、国民の生活は、どんどん厳しくなるが、退場すべき企業がわが世の春を謳歌することになる。異常な社会が続いているのに、多くの人が声をあげない社会になっている。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
「ジャーナリズムの新聞の使命はどのようなものか」の回答が、「法を根拠とする」記事になっているのでしょう。
ジャーナリズムの本懐は、「社会正義であり、体制を批判することをいとわない在野精神にあり」という高邁な信念があれば、法などは、体制によって決められるものであり、必ずしも社会正義といえないことを、身をもって経験しているはずである。現在のジャーナリストは、体制の代弁者となって、生活の安定を確保することが先決となっている。致し方ない面はあるが、社会正義を社会に訴えるにはどのようにすべきかの方法がなく、体制に順応した不活性化した社会が営まれることになる。典型的な例は、アベノミクスは破たんしているが批判が出てこない。人口減少社会で、消費を増やしGDPをあげようとすることが間違っているが、GDPに頼れば国民一人一人が痛みをこうむらないから反対する人が出てこない。日銀が国債を肩代わりし、お金をどんどんばら撒いているので現状維持はできるが、国民の生活は、どんどん厳しくなるが、退場すべき企業がわが世の春を謳歌することになる。異常な社会が続いているのに、多くの人が声をあげない社会になっている。