>「こんな国を助けなきゃ男がすたる」。日本の官僚はそういう時代だったのだ。 官僚だけでなく、概して日本全体がまだそういう時代だったと想像します。 出版社の人との打合せ?に、初対面ながら先方にできるだけ協力しようと臨んだことが 結局は次の本を出すキッカケとなったと以前語られていたことも思い出します。 喩はアレですが、ゲリラ組織の如く、その頃は日本の官僚もリーダーが最前線に立って闘っていたのだろうと。現場で鍛えられ、頭角を現した者が正当に評価され、リーダーになっていたのでしょうか。 しかし、今は全然違う。現場をロクに知らない者ばかりが「お友達人事」でエラくなるだけ。ですから、現場の大変さなど一顧だにせず、無責任な指示を出し、当然のように失敗し、責任逃れで逃げ回るばかり-つまり、アベがどんなに酷かろうが、実は社会の鏡でしかない。 かつて短いながらも彼の地を旅行した際、挨拶の際に胸に片手を置く仕草を俄か知識で知って実践すると、現地の人も畏まった表情に変わって同じように挨拶してくれたのをふと思い出しました。
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孫崎享チャンネル
(ID:18471112)
>「こんな国を助けなきゃ男がすたる」。日本の官僚はそういう時代だったのだ。
官僚だけでなく、概して日本全体がまだそういう時代だったと想像します。
出版社の人との打合せ?に、初対面ながら先方にできるだけ協力しようと臨んだことが 結局は次の本を出すキッカケとなったと以前語られていたことも思い出します。
喩はアレですが、ゲリラ組織の如く、その頃は日本の官僚もリーダーが最前線に立って闘っていたのだろうと。現場で鍛えられ、頭角を現した者が正当に評価され、リーダーになっていたのでしょうか。
しかし、今は全然違う。現場をロクに知らない者ばかりが「お友達人事」でエラくなるだけ。ですから、現場の大変さなど一顧だにせず、無責任な指示を出し、当然のように失敗し、責任逃れで逃げ回るばかり-つまり、アベがどんなに酷かろうが、実は社会の鏡でしかない。
かつて短いながらも彼の地を旅行した際、挨拶の際に胸に片手を置く仕草を俄か知識で知って実践すると、現地の人も畏まった表情に変わって同じように挨拶してくれたのをふと思い出しました。