海兵隊は日本防衛の部隊でなく、「沖縄から海兵隊の撤退を求める県民大会」が実施された意義は、極めて大きい。 個別の事件批判でなく、日米同盟日米安保の根幹を問う、米国のための米国の戦争に、間接的ながら拒否する姿勢は、独立国として当たり前の言動である。集団的自衛権も、日本国内で日米一体化された日本国民の兵力派遣を拒否するものであり、「YES」「NO」の言える独立国家としての当たり前の矜持である。基地問題戦いの中で、日本人の当たり前の思考を沖縄の人が粘り強く行っている。民主主義に対する理解の深さは、本土と離れていくばかり、沖縄には将来、いずれにしても、大きな発展が約束されているように思えてならない。本土は、社会全体従属が習い性になっているが、社会全体の構造改革が求められており、何かのきっかけで目覚めることを願うしかない。
チャンネルに入会
フォロー
孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
海兵隊は日本防衛の部隊でなく、「沖縄から海兵隊の撤退を求める県民大会」が実施された意義は、極めて大きい。
個別の事件批判でなく、日米同盟日米安保の根幹を問う、米国のための米国の戦争に、間接的ながら拒否する姿勢は、独立国として当たり前の言動である。集団的自衛権も、日本国内で日米一体化された日本国民の兵力派遣を拒否するものであり、「YES」「NO」の言える独立国家としての当たり前の矜持である。基地問題戦いの中で、日本人の当たり前の思考を沖縄の人が粘り強く行っている。民主主義に対する理解の深さは、本土と離れていくばかり、沖縄には将来、いずれにしても、大きな発展が約束されているように思えてならない。本土は、社会全体従属が習い性になっているが、社会全体の構造改革が求められており、何かのきっかけで目覚めることを願うしかない。