[原発に依存しない社会の実現に向けた地域分散型エネルギーの推進]は、太陽光、風力、地熱などの自然エネルギーや再生エネルギーを有効につかうためのシステムであり、原発依存からの脱却を意味する。 現状では、こういうシステムをどう構築するかの具体的な研究がほとんど発表されていない。実際にめぼしい論文が(少なくとも国内には)存在しないに近い。 (金子勝教授がその必要性を力説されているにもかかわらず、実態としての地域分散型エネルギーのシステムは、実行も研究も緒についていない。) その理由は、今の学問体系では、理系と文系が別々になっているためで、たとえば工学と経済学がともに手を携えないとこのシステムの構築は不可能である。経済学者も従来のメインフレーム型の経済システムを標準に思考するので、地域分散型という意味が理解できないのであろう。 まあ、学者の多くは首都圏に住んでおり、地域とは何かがイメージできていない。物は地域で生産されている。その生産の現場ではさまざまなエネルギーが使われるのであり、また、作られてもいる。それがイメージできないでは、論文も書けまい。(と言って、地方国公立大学の学者もそれができていないのが実情。) 工学、経済学の学者よりも、地方の企業のリーダーの方が、こういう問題を思考する能力がある。 恐らく、次世代の日本の構想を描くのは、地方の中小企業のリーダーである。 彼らの話は、霞が関や東京の大企業の社長の話よりもはるかに合理的で、非凡である。
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孫崎享チャンネル
(ID:11773811)
[原発に依存しない社会の実現に向けた地域分散型エネルギーの推進]は、太陽光、風力、地熱などの自然エネルギーや再生エネルギーを有効につかうためのシステムであり、原発依存からの脱却を意味する。
現状では、こういうシステムをどう構築するかの具体的な研究がほとんど発表されていない。実際にめぼしい論文が(少なくとも国内には)存在しないに近い。
(金子勝教授がその必要性を力説されているにもかかわらず、実態としての地域分散型エネルギーのシステムは、実行も研究も緒についていない。)
その理由は、今の学問体系では、理系と文系が別々になっているためで、たとえば工学と経済学がともに手を携えないとこのシステムの構築は不可能である。経済学者も従来のメインフレーム型の経済システムを標準に思考するので、地域分散型という意味が理解できないのであろう。
まあ、学者の多くは首都圏に住んでおり、地域とは何かがイメージできていない。物は地域で生産されている。その生産の現場ではさまざまなエネルギーが使われるのであり、また、作られてもいる。それがイメージできないでは、論文も書けまい。(と言って、地方国公立大学の学者もそれができていないのが実情。)
工学、経済学の学者よりも、地方の企業のリーダーの方が、こういう問題を思考する能力がある。
恐らく、次世代の日本の構想を描くのは、地方の中小企業のリーダーである。
彼らの話は、霞が関や東京の大企業の社長の話よりもはるかに合理的で、非凡である。