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【第360号】『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』:ウエストワールドの東

2022/08/10 07:00 投稿

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マクガイヤーチャンネル 第360号 2022/8/10
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おはようございます。マクガイヤーです。

Twitterでお伝えしたのですが、月曜日に予定していたニコ生「『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』とコリン・トレヴォロウの倫理観」ですが、8/14(日)に延期になりました。楽しみにしていた方には申し訳ありませんが、ご了解ください。



マクガイヤーチャンネルの今後の放送予定は以下のようになっております。



〇8月14日(日)19時~「『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』とコリン・トレヴォロウの倫理観」(当初、8/8放送の予定でしたが、8/14に延期になりました。ご注意下さい)

7月29日より映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が公開されます。『ジュラシック・ワールド』3部作の第3作目であり、完結編です。前シリーズ『ジュラシック・パーク』の出演者であるサム・ニールやローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムも登場するそうです(ゴールドブラムは2作目『炎の王国』にも出演していました)。


期待の映画ですが、一方で監督のコリン・トレヴォロウは独特の倫理観を映画で表現することでも知られています。

まるで現代版『未知との遭遇』『彼女はパートタイムトラベラー』で『ジュラシック・ワールド』の監督に抜擢されたトレヴォロウですが、1作目では何の落ち度もない女性秘書がギャグのように死んだり、2作目『炎の王国』では人間よりも恐竜の命が優先されたりしました。『ザ・ブック・オブ・ヘンリー』では本国で激しい批判が巻き起こり、これが一因となって『スター・ウォーズ エピソードIX』の監督を降ろされたりもしました。

そんなコリン・トレヴォロウが『ジュラシック・パーク』のシークェルである『ジュラシック・ワールド』完結編でなにを描くのか、楽しみでなりません。

そこで、『ジュラシック・ワールド』やコリン・トレヴォロウのあれこれについて語るニコ生を行います。


ゲストとして声優の那瀬ひとみさん(https://twitter.com/nase1204)をお迎えしてお送り致します。



〇8月29日(月)19時~「最近のマクガイヤー 2022年8月号」

・時事ネタ

『プレデター ザ・プレイ』

『ムーンフォール』

『女神の継承』

『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』

『激怒』

『DC がんばれ!スーパーペット』

『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア/ 暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー』

その他、いつも通り最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。



〇9月前半(日時未定)19時~『NOPE/ノープ』とジョーダン・ピールの「奇妙な味」

8/26より映画『NOPE/ノープ』が公開されます。初監督作にしてオリジナル脚本を務めた『ゲット・アウト』でアカデミー脚本賞を受賞したジョーダン・ピールの『アス』に続く監督三作目です。既に公開されているアメリカ本国では批評と興行両面で高い評価を受けています。


ジョーダン・ピール監督作といえば、これまでのところ全て社会問題――黒人差別や格差社会――をテーマとしたホラー映画です。一方で、『マッドTV!』で活躍したコメディアンらしく、語り口には常にユーモアとブラックユーモアがあり、お話は先が読めない展開を特徴としています。そして、必ず作品の世界観や観客の価値観が変わるようなオチがつきます。

ミステリのジャンルにおいて、論理的な謎解きに主眼を置かず、ストーリー展開及びキャラクターが異様であり、読後に無気味な割り切れなさを残す特色を持った作品を「奇妙な味」と呼びます。

ジョーダン・ピールが社会問題を反映させたホラーであり「奇妙な味」である作品を追求するクリエイターであることは、自身の制作会社モンキーパウ・プロダクションズの名前からも、『トワイライト・ゾーン』のリブートにノリノリで参加していることからも明白です。おそらく『NOPE/ノープ』もそのような映画になっていることでしょう。

そこで、『NOPE/ノープ』とジョーダン・ピールの作家性について語るようなニコ生を行います。



〇9月後半(日時未定)19時~「最近のマクガイヤー 2022年9月号」

詳細未定

いつも通り最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。



〇藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄の作品評論・解説本の通販をしています

当ブロマガの連載をまとめた藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本『本当はFより面白い藤子不二雄Ⓐの話~~童貞と変身と文学青年~~』の通販をしております。

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また、売り切れになっていた『大長編ドラえもん』解説本『大長編ドラえもん徹底解説〜科学と冒険小説と創世記からよむ藤子・F・不二雄〜』ですが、この度電子書籍としてpdfファイルを販売することになりました。

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合わせてお楽しみ下さい。





さて、本日のブロマガですが、ニコ生の前に『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』について思うところを書かせて下さい。



●イナゴを倒しにイタリアへ

『ジュラシック・ワールド』シリーズの三作目である『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』ですが、SNSやYouTubeを覗くと、あんまり評判がよくないです。


・ジュラシック・ワールドを観に劇場にきたらイナゴ・ワールドをみせられた

・恐竜と人間の話ではなく人間と人間の話の合間に恐竜が暴れる

・恐竜がモブ扱いで、シリーズの重要キャラであったはずのブルーもブルーの子供もあんまり話に関係ない


……というような意見が悪評の主な理由ですが、自分は遺伝子操作された巨大イナゴが出てくること自体はそんなに悪くないと思うのですよ。

もっといえば、巨大イナゴが出てきたシーンで、「もしかするとこの映画は傑作なのかも」と思ったりもしました。後述する理由で『ジュラシック・ワールド』三作目は食物連鎖や生態系の変化が描かれるべきと考えていたのですが、このイナゴが恐竜たちの餌となることで生態系が安定する、みたいな話になるのかなと思ったのです。

まぁ、全然そんな話では無かったわけですが。

 

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コメント

>>1

やをㅁ.ㄱㅇㅁ,ㅍㅅ

No.2 26ヶ月前
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