シヨポン のコメント

今回のブロマガと関係ないかもしれませんが、
ドクターはX-MENのマグニートーとプロフェッサーXの関係を
マンガ家と編集者と似ていると考えた事はないですか?

漫画家もマグニートーも
ルサンチマンやトラウマを抱え、
漫画家は紙の上で、マグニートーは現実空間で
破壊の限りを尽くします。

プロフェッサーXと編集者は、歪な精神性を抱える孤独な魂を
セレブロやネットなどで探し出し、
ミュータントたちには、ヒーロー活動を与え、
漫画家志望の新人には漫画という作品を通し、才能をエンタメへと昇華させる道を
一緒に模索しながら探してあげようとしている所が似ているように
思えます。

漫画家が描いた作品を通して作家の人生の背景や欲望から才能を見出す能力
もチャールズの読心術に似ているように思えますし、
出来るだけ相手の意志を尊重しながら導こうとする所も似ているように思います。

車椅子に座り、自分の足を使って立って歩けず、
ビーストが作成した薬の力で歩けるようになった瞬間、
副作用で能力が使えなくなるチャールズの姿も
他人の作品を導く事は出来るのに、自分では作品を作る事が
出来ない編集者の姿と重ねてしまいます。

ダークフェニックス化したジーン・グレイが
チャールズを自分の足で歩いて見せろと
無理やり歩かせて見せるシーンを見たときは、
「そんなに私に意見を言うならお前が自分で描いて見せろ。」
とキレて編集を困らせてしまう漫画家の姿を思い浮かべて観てしまいました。

マグニートーは特殊なヘルメットを被る事で
チャールズの超能力による精神的干渉を遮っていますが、
漫画家が売れて偉くなると編集の意見を聞こうとしなくなり、
〆切が迫る漫画家に催促の電話を入れても
電話のモジュラージャックを外して連絡を絶とうとしたり、居留守を使う姿と
重ねられるようにも思えました。

ミュータントたちに
上手い話を持ち掛けておいて搾取して後悔させるストライカーは
悪徳編集者みたいな感じにも見えたりもします。

あくまで映画版X-MENの話になりますが、
背後にどこか漫画家と編集者との間の摩擦関係が透けて見えるように
思ってしまうのですがいかがでしょうか?
ドクターの意見が伺ってみたいです。


No.1 32ヶ月前

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