こんにちは、最近模型製作の熱が再燃してきたマクガイヤーです。
来週開催されるワンフェスにも是非とも行きたいのですが、娘のならいごとの送り迎えもせねばならず、どうにかならないものかと思案しております。通販で買うしかないのかなあ。
マクガイヤーチャンネルの今後の予定は以下のようになっております。
○2月25(土)20時~
「最近のマクガイヤー 2017年2月号」
・追悼 谷口ジロー
その他、気になった映画や漫画についてお話しする予定です。
○3月11日(土)20時~
「今だから観返したい『キング・コング(2005)』と『闇の奥』とポストコロニアリズム」
3月25日より期待の新作怪獣映画『キングコング:髑髏島の巨神』が公開されます。
キングコングといえば、これまで何度も映画化されてきた、ゴジラと並ぶ怪獣王です。特に2005年に公開されたピーター・ジャクソン監督版『キング・コング(2005)』は名作でした。
さて、『キングコング:髑髏島の巨神』は『地獄の黙示録』を彷彿とさせる映画になるという噂ですが、そういえばピージャク版『キング・コング(2005)』は『地獄の黙示録』の原作である『闇の奥』にオマージュを捧げた映画になっていました。
そこで、過去のキングコング映画を振り返りつつ、主にピージャク版『キング・コング(2005)』について解説し、『キングコング:髑髏島の巨神』に備える……という放送を致します。
是非とも、『キング・コング(2005)』をご覧の上ご視聴下さい。
○3月25日(土)20時~
「最近のマクガイヤー 2017年3月号」
いつも通り、最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。
詳細未定
○4月1日(土)20時~
「実録SFヤクザ映画としての『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』」
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が4/2に最終回を迎えます。
この『オルフェンズ』、当初は『機動戦士ガンダム』の元ネタの一つだった『十五少年漂流記(あるいは『蝿の王』)』のアップデート版かと思われていましたが、どんどん東映実録ヤクザ映画のような趣となっていきました。ヤクザ映画もガンダムも大好きな自分としては見逃せない、そしてだからこそ一言も二言も言いたいガンダムになっております。『ガンダムAGE』とはえらい違いです!
そこで、実録SFヤクザ映画としての『オルフェンズ』について2時間みっちりお話するという放送を致します。是非ともAmazonプライムなどで最終回直前まで視聴した上でお楽しみください。
○4月後半(日時未定)20時~
「最近のマクガイヤー 2017年4月号」
いつも通り、最近面白かった映画や漫画について、まったりとひとり喋りでお送りします。
詳細未定
お楽しみに!
番組オリジナルグッズも引き続き販売中です。
マクガイヤーチャンネル物販部 : https://clubt.jp/shop/S0000051529.html
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これからの寒い季節に着たい、乳首ポケストップトレーナー
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……等々、絶賛発売中!
さて、今回のブロマガですが、
第62回『ありがとうとシカーダを、君とオサムシに伝えたい。~手塚るみ子と祝うヤンサン放送100回記念フェスティバル!!』
にゲスト出演してきましたので、その時のことについて書かせて下さい。楽しかったー!
そもそもの経緯から説明しますと、1月に山田玲司先生と「マイナー手塚漫画大バトル」という放送をやったのですよ。
お互い好きな手塚作品、それもあまり世に知られていない手塚漫画を挙げ、その魅力についてビブリオバトル形式で語りつくすという番組でした。
手塚漫画が一番面白くて一番ヤバかったのは1968~1973年のいわゆる「手塚冬の時代」であるとか、手塚治虫にとって動物とのセックスなんて前菜感覚であるとか、「冬の時代」に漫画を描いてなかったら絶対に人を殺していたとか、大盛り上がりの回でした。
……まぁ、暴走していたのは自分の方で、山田先生には『罪と罰』のコマ割りの魅力とか、『ドン・ドラキュラ』に垣間見える父と娘――すなわち手塚治虫と娘るみ子の関係などなど、実にためになる話を高いプレゼン力で面白くお話して頂きました。
おそらく、それが良かったのでしょう。後にTwitter上で山田先生と三大るみ子の一人(@山田玲司)手塚るみ子さんの間でやりとりが盛り上がり、ヤンサン放送100回記念にるみ子さんがゲスト出演することになりました。
で、その番組に自分もゲストとしてお呼ばれしたのです。キャー!!
おそらく山田先生としては「きっかけがマクガイヤー君なので」という感覚でお呼びしてくれたのだと思います。ありがてえありがてえ。こんな機会でもなければ自分が手塚家の親族、それも手塚るみ子さんにお会いする機会などありえません。
また、るみ子さんといえば、自分にとって印象深い出来事がネット上でありました。
2013年のことです。当時も今も参議院議員である片山さつきが下記のようなツイートをしました。
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とある雑誌の「女子小学生とセ○クスする方法」というマンガがAUT過ぎる件 <URL削除> 実際に女子小学生と性行為経験した人物へのインタビューを漫画化した、と記してあり、how to 物で極めて悪質と見えますが、これをどう思われるかご意見下さい!
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@ALTEISEN1私がフランス国立行政学院留学中、日仏文化交流の会議に出席の手塚治虫さんご本人とお話し、アトムのイラストその場で描いていただき今もお宝にしてます。手塚漫画とこの手のもの、比べるのは失礼でしょう。
https://twitter.com/katayama_s/status/356362243325169666
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これに対してるみ子さんが下記のようなツイートをしたのです。
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アトムをお宝にして下さってる片山議員には誠に申し訳ないのですが、手塚はこんなんも描いてるんですよ・・・すみませんQT@siranai_bikkuri あ、ちなみに日本の最古の触手孕ませは手塚治虫「帰還者」(1973)で確定のようです。
https://twitter.com/musicrobita/status/356687510300139520
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参考リンク:https://matome.naver.jp/odai/2137394786782764301
これを読んで、自分は感動してしまったわけです。
山田先生の新刊『CICADA』は漫画が焚書される未来世界を舞台にしたお話ですが、片山さつき議員は政治家としてエロマンガを「焚書」しようとしているわけです。エロマンガが嫌いなわけではなく、エロマンガを「焼く」ことで一定層からの支持を得られることを見越しての行動であることが、まさにポピュリズム時代の政治家です。
「本を焼くものはやがて人間を焼くようになる」というハイネの言葉があります。エロマンガを焼くものはやがてエロじゃない漫画も焼くようになるのは明らかです。
「手塚はこんなんも描いてるんですよ」というるみ子さんのツイートは、手塚漫画のみならず漫画界全体を守る行動ではないですか。
だから、感動してしまったわけですね。
しかし一方で
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@AngusMacgyer 思うままを語られるのが番組の醍醐味でしたからお気遣いなく。 獣とSEXはしたいわけでなくただただ好奇心かと。実際そんなショーを観に行ってるようですし(まぁ充分変態ですが)。楽しかったです、ありがとうございました!
https://twitter.com/musicrobita/status/821604284118761472
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という、自分をたしなめるようなツイートもされておりまして、緊張しながら放送当日を待っていたりもしたわけです。
そして当日。
(この続きは有料でお楽しみください)
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