タイトルはセクシーだと思いました。日本国憲法とどう関係があるんだろう？と興味を持ちました。

でも、別に憲法を引き合いに出さなくても暗黒ルールの解釈・遵守に関して横山緑氏を批判することは可能でしたね。そもそも近代国家において憲法は権力を縛るためのツールとして位置づけられてきたわけですし、いわゆる規則・ルールとは性質が異なるのではないでしょうか。私は近代法のプロパーではないのでよく分かりませんが、そのあたりも押さえて記事をまとめると説得的になるのではないか、という印象です。

とはいえ、暗黒ルールは生主の（時として）横暴を縛る機能も果たしてきたのかもしれないと考えると、憲法を比喩的に用いるのも面白いかと思いました。もし暗黒ルールがなかったら、という反実仮想の帰結は誰にもわからないわけですが。

そもそも、「暗黒ルール」は誰のためのものだったのでしょうね。個人的にはそちらのほうが気になります。