ある時、マンガの神様が街中を闊歩していると、中年の漫画家が民衆に石を投げつけられていた。 なぜこんなことをしているのかと、民衆の一人に問うと、 「このピョコタンとかいう漫画家は、無名のくせに大御所に混じって小学館の壁に落書きをしたんです。許せない」と答えた。 それを聞いたマンガの神様は民衆にこう言った。 「ならばしかたがない。続けなさい」 そしてこう続けた。 「ただし、小学館の壁にある落書きを見て、誰が書いてるかが全てわかる者だけ、ピョコタンに石をぶつけなさい」 若者は、とまどい、やがて一人また一人とその場を離れ、石をぶつけているのはマンガの神様ただ一人だけとなった。
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『ライフログ』生主ブロマガ
(ID:20199215)
ある時、マンガの神様が街中を闊歩していると、中年の漫画家が民衆に石を投げつけられていた。
なぜこんなことをしているのかと、民衆の一人に問うと、
「このピョコタンとかいう漫画家は、無名のくせに大御所に混じって小学館の壁に落書きをしたんです。許せない」と答えた。
それを聞いたマンガの神様は民衆にこう言った。
「ならばしかたがない。続けなさい」
そしてこう続けた。
「ただし、小学館の壁にある落書きを見て、誰が書いてるかが全てわかる者だけ、ピョコタンに石をぶつけなさい」
若者は、とまどい、やがて一人また一人とその場を離れ、石をぶつけているのはマンガの神様ただ一人だけとなった。