小沢一郎代表 日中至誠基金歓迎会挨拶(2014年4月2日)


4月2日夕刻、小沢一郎代表が会長を務める「日中至誠基金」が、3月29日から訪日している中国人学生団の歓迎会を行いました。

「日中至誠基金」とは、中国の学生を日本に招き、日本での研修を通じて両国の理解を深めてもらうことで、より良い日中関係を構築することを目的とした事業を行っており、1992年に小沢一郎代表が当時の中華全国青年連合会主席と会談後に私財を投じて「小沢一郎至誠基金」を設立し、後に法人理事を迎える形で拡充発展させ、名称を「日中至誠基金」と改めたものです。




【 小沢一郎会長 挨拶 】


皆さんこんばんは。今年もまた、中国の学生の皆さんを迎え、日中至誠基金の者たちは大変心から喜び、歓迎しているところです。

特に今日はまた、大使館から公使をはじめお忙しい中おいでいただきました。また、私ども至誠基金の幹部の者も出席させていただきました。

公使とも話をしていたのですが、皆さんには本当にいつも感心させられます。とても日本語が上手ですし、また文字も上手。漢字がうまいのは本家本元だから当たり前ですが、ひらがなも大変上手でいつもびっくりしています。皆さんの普段の勉強のたまものと思います。

日中の関係は今、政治的にぎくしゃくしておりますけれども、それはそれとして、やはりお互いの国民同士が理解をし、そして力を合わせて未来へ向けて頑張っていくということに尽きると思います。
その担い手は皆さんのような若い人たちです。今回は、日本の学生とも話をする時間が設けられていると思いますけれども、どうかそういった事も通じながら、本当に長い歴史の両国ですので、お互いの為に、今後とも皆さんには大いに頑張っていただきたい、そう思っております。

丁度桜の季節で、天気も今日までよかったのではないかと思います。東京も満開の桜でございますので、そういう一番日本でもいい季節ですから、それを堪能していただきながら、色んな分野で色んな人との交流を通じながら、より一層両国の緊密な親しい関係を築き上げていただきますように、心から皆様にお願いを申し上げる次第です。

今日は私どもの気持ちばかりの歓迎の宴ですので、ゆっくりとご歓談いただきますようお願いし、ご挨拶といたします。ありがとうございました。