▼第429号(2023.6.30)
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虚構新聞社発行
虚構新聞友の会会報
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目次
1.ごあいさつ
2.流言蜚語~書評『内戦の日本古代史』~
3.次回予告
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1.ごあいさつ
友の会のみなさま、こんにちは。虚構新聞のUKです。すっきりしないお天気が続きますが、いかがお過ごしですか。早いものでもう6月最終号になりました。
忙しかった6月を乗り越え、ようやく日常に戻りつつあります。来月にはまた夏期講習の準備に入りますが、ひとまずこれから1週間は少しゆっくりしようと思います。
ところで先週、左下の親知らずを抜きに歯医者に行ってきました。3年前に虫歯由来の頭痛がきっかけで通院するようになってから、定期検診に行くたびに「左下の虫歯、ちょっとずつ進行してるから、覚悟できたら痛くなる前に抜こうね」と言われ続けていたのです。
前回の検診でも「虫歯は急に進行するか、ゆっくり進行するか。どっちにしても進行はするよ。あとあまり酷いと麻酔効かなくなるから」と脅されていましたが、その時に親知らずを撮影した写真を見せられてびっくり。親知らずの横の方に真っ黒な穴ががっつりと空いていたのです。この衝撃の一枚が決定打となり降参。観念して抜くことに決めました。
親知らずの抜歯体験は人によって本当に千差万別ですが、ネットで調べると治療台で地獄の苦しみを味わった話、抜歯後も洗面器に溜まるくらい血が出続けた話など、見れば見るほどメンタルに良くない情報ばかり入ってきます。
しかし、ここは注意が必要です。そもそも抜歯がすんなり終わるような人は、ネットにわざわざ書き込まないはず。こういう部分でもネットリテラシーが問われるわけですが、そんなネガティブ情報あふれる情報の海の中に、社主はあえて安心できる情報を投入します。
結果から言うと、ものの3分で抜けました、親知らず。局所麻酔とCTは20分くらいかかりましたが、抜歯自体は以下のような感じでした。
先生(助手さんに)「鉗子取って〜」
(何かガリガリという音)
先生「分離鉗子〜」
先生「はい、抜けた〜」
誇張抜きにこれで終わり。あまりにあっけないので「えっ、もう終わったんですか」と聞いてしまいました。もうすぐ抜歯から1週間経ちますが、術後の経過も良好。今通っている歯医者さんではこれまで3本抜歯してもらいましたが、どれも全く痛みが出ず、本当に上手い。初めて歯痛に襲われたときに「良いクリニックがある」と教えてもらったのが通院のきっかけでしたが、「当たり」の歯科医に出会えて本当に良かったです(大阪にあるクリニックですが、ご興味あれば場所をお教えしますので、社主宛までご連絡ください。)
と、図らずも親知らずの話を長々と書いてしまいましたが、今回はコラム「流言蜚語」。教科書を作るための勉強の一環で今月読んだ『内戦の日本古代史』(倉本一宏/講談社現代新書)をご紹介します。
UK@虚構新聞社
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