▼第349号(2021.4.10)
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虚構新聞社発行
虚構新聞友の会会報
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目次
1.ごあいさつ
2.流言蜚語~四月は嘘の嘘(前編)~
3.次回予告
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1.ごあいさつ
友の会のみなさん、こんにちは。虚構新聞のUKです。週末いかがお過ごしですか。今月最初の会報をお送りします。
新年度に入って新生活を迎えられた方も多いのではないでしょうか。社主も今週から新入生を迎え、新しい一年が始まりました。おとなしい子からやんちゃな子まで生徒の個性も様々なので、個々に接し方を模索しなければならないこの時期は入試が迫る年末と同じくらいナーバスな時期でもあります。
それはさておき、先月から会報で予告していた2つの企画をようやく発表することができました。1つ目はエイプリルフールのインタビュー企画。今年は本紙と同じ滋賀県大津市に居を構える偽薬専門メーカー「プラセボ製薬」の水口直樹代表にお話をうかがいました。
▼「人の為 ニセモノだから できること」 フェイクな薬が秘める可能性
→https://kyoko-np.net/2021040101.html
虚構世界の現実を伝える本紙が1年で唯一現実世界の現実を伝えることができる日に、虚構世界の虚構として本物の偽薬を販売する会社を紹介したこの記事は、おかげさまで昨年に続いて読者から好評を博しました。
もう1つは、4日から朝日新聞の滋賀県面で始まった「虚構新聞―特別編―」の連載。とうとう現実の新聞、しかも全国紙に虚構記事が掲載されます。近頃は取材を受けるたびに「現実の虚構化が著しい」ということを話してきましたが、今度は虚構が現実を侵食する反転攻勢です。
なお「特別編」は、広い意味でのフェイクニュースが本物の新聞に掲載されるという特殊な事情を鑑み、デジタル版記事として配信せず、ネット上では朝日新聞の会員限定で全国の地方面が読める紙面ビューワーでのみ閲覧可となっています。あしからずご了承ください。
というわけで、今回のコラム「流言蜚語」では、このプラセボ製薬インタビューと朝日新聞掲載の舞台裏について前後編に分けてお届けします。
UK@虚構新聞社
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