花火大会が嫌いだった。人混みが苦手な僕はただでさえ暑い中、満員電車みたいに混雑するのが分かっていて花火見物に出向く人たちのことが理解できなかった。学校で整列を叩き込まれるせいで日本人は世界一行儀良く行列を作ると訊くけれど、義務教育という言葉を「一刻も早くそこから抜け出したい不自由なもの」と説明していまう僕は行列に並ぶことすら苦手なのだ。
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コメント
おはようございます。
今年もたぶん、小原さんの近くで同じ花火を
見てました(笑)。オーソドックスでゆったりと
みれる花火ほど贅沢で、ほんと幸せに
感じますね。
鮮やかな花火を求めて、若い頃はわざわざとかいのはなびをみにいきましたが、ひとひとひと!と酔っぱらいの花火見物の客に、なんだかなぁーって。
どーーんとという音、心地よい海風、ざぁーときこえるなみのおと、親子の会話、砂遊びしながら笑顔でみる子供たち、そんな海辺の花火が大好きです。
きっと、娘さんにも、ほわっとあったかい
花火の思いでか一年ずつ刻まれていくでしょうね。
(著者)
>>1
いろんな人がいろんな思いで花火を見つめていたんだろうなとひとり一人の顔が見えるくらいの浜辺だからこそ思いますね。
(著者)
>>2
お近くにいらしたんですね。ここの花火を知ってしまうと他で見る気がしなくなりますよね。
(ID:48932855)
夜咲き花
タイトルを見て、花火のことだなと思ったのですが、文章を読んでいて、一瞬しか咲かない花にいろんな思いが描かれてるように思いました。
初めて見る花火、娘さんの目にはどう映ったのでしょうね。
私も混雑する花火大会に出向くのは苦手ですが、地元だけのアットホームな花火大会には行ってみたいなと。
静かな時間の中で、自分の心に明るい光線が差し込み笑顔をくれる、そんな花火大会なのではと想像しています。