マーベルの人気ヒーローたちが分裂し、対立することになる映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の公開前最後となる予告編が公開されました。
【大きな画像や動画はこちら】
ネタバレがどっさりありますので、気になる方はご注意ください。
『インクレディブル・ハルク』に登場したロス将軍
---------------------------------------
サディアス・ロス「ニューヨーク、ワシントンDC、ソコビア」
スティーブ・ロジャース「わかった、もう十分だろう」
サディアス・ロス「キャプテン、人々は恐れているのです」
トニー・スターク「ここに来た理由はそれだ。我々は君らを監督する必要があるんだ」
---------------------------------------
アフリカの国「ワカンダ」のティチャラ王子=ブラック・パンサーは爆発に巻き込まれたのか?
対立の始まりか
---------------------------------------
トニー「どんな形であれ私はやる気だ」
スティーブ「すまない、トニー。状況が悪化したら、私は見過ごせない。本当は無視したいと思う時もあるよ」
トニー「私は君のキレイな歯を殴りたくなる時があるよ」
スティーブ「私が完璧じゃないのはわかってる。それでも自分たちでやるのが一番安全なんだ」
---------------------------------------
やはりヒーローは政府に管理されるべきという考えに関しての意見が一致せず、ヒーローたちが2チームに分離・対立していく物語となる模様です。
カッコイイやり取り
---------------------------------------
トニー「君は追われるぞ」
ナターシャ・ロマノフ「背中を守ってもらう必要なんてない」
---------------------------------------
『ウィンター・ソルジャー』ではキャプテン・アメリカの味方をしていたブラック・ウィドウが、本作ではどういう動きをするのかも気になります。
銃弾を弾き返すブラック・パンサーのスーツはワカンダで産出されるビブラニム製か
予告を見る限りではチーム・キャップには、ファルコン、ホークアイ、アントマン、スカーレット・ウィッチ、ウィンター・ソルジャーが参加。チーム・アイアンマンには、ブラック・ウィドウ、ウォーマシン、ヴィジョン、そして新キャラクターのブラック・パンサーが参加するようです。
ホークアイとアントマンが組んだら、誰かがこの技を食らうことになるぜ
ファンとしてうれしいのは、ホークアイの放った矢にアントマンが乗るというチーム技がついに見られたこと! これは原作でも定番の技で、格闘ゲームの『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』にも登場していました。
無理やり改造した感のある武骨なパワードアーマー
また一瞬だけの登場ですが、ヴィランとして前作『ウィンター・ソルジャー』で重傷を負ったブロック・ラムロウが「クロスボーンズ」として復活! 原作コミックでもキャプテン・アメリカとウィンター・ソルジャーの前に立ちはだかるキャラクターですし、ぜひともファルコンとの因縁の戦いに決着をつけてほしいところです。
悲壮感が漂うセリフに
---------------------------------------
アイアンマン「最後の警告だ、もうやめろ」
キャプテン・アメリカ「一日中だって続けられるぞ」
---------------------------------------
過去作にも度々登場したキャプテン・アメリカの決めゼリフが炸裂。アイアンマンとキャプテン・アメリカは仲直りできるのか......?
華麗なスーパーヒーロー三点着陸
---------------------------------------
アイアンマン「よし、もう我慢の限界だ。出てこい、下着くん!」
スパイダーマン「やぁ、みんな」
---------------------------------------
そしてついに姿を現した、親愛なる隣人「スパイダーマン」。いろいろな壁を超えて実現した共演だけにやはり感動します。
ちなみにトニーが叫んでいる「Underoos」とは主に子供向けで、ヒーローのコスチューム柄が描かれることの多い下着上下セットのこと。
有名な初登場時の表紙
アイアンマンに下着呼ばわりされているコスチュームは、最近の実写映画版とは異なり、蜘蛛の巣の柄に凹凸がなく、より原作コミックのクラシックなイメージに近いと言えそうです。
しかし、黒いラインが入っていたり、ベルトと思しきものが腰についていたり(原作ではベルトをしていることもありますが、見えなくなっていることが多い)と、コミックのデザインをそのまま使用しているわけではありません。
今までとの一番大きな違いは目。コミックやアニメではコスチュームの目の大きさや角度が変わり、表情が表現されていますが、過去の実写版ではコスチュームの目が動くことはありませんでした。それに対して本作のスパイダーマンのマスクには、目の大きさが段階的に変化するメカニズムが内蔵されているようなので、より表情豊かなスパイダーマンが見られそうです。
感情を表すためのものなのか、それとも視界をズームするときに変化する実用性重視ものなのか、このあたりの設定も気になります。そして、後に続く新作映画の『スパイダーマン(タイトル未定)』でも、このコスチュームのままなのかどうかも注目のポイントでしょう。
また、予告編を見る限りではスパイダーマンは原作コミックの『シビル・ウォー』と同じく、(少なくともこの時点では)チーム・アイアンマンに入ることにした様子。
スパイダーマンはなぜアイアンマン側についたのか? トニーやロス将軍の考えに賛同したのかもしれませんし、金銭面での援助(メイおばさんの病気やケガで急にお金が必要になったとか?)や機能満載のガジェット(もしかしたらウェブ・シューターとか?)をもらうのと引き換えだったりするのかも......? 公開まで予想しながら楽しむといたしましょう。
映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は2016年4月29日(金)全国ロードショー。
© 2016 MARVEL
All Marvel Comics characters and the distinctive likeness(es) thereof are Trademarks & Copyright © 1941-2014 Marvel Characters, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.
source: YouTube, Marvel Database1, 2, Google
(傭兵ペンギン)
関連記事