『デッドプール』がR指定作品のオープニング興収の新記録を達成! 『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を北米史上最高の興行収入を記録! といったハリウッド映画のメガヒットが話題ですが、中国でその2作品を上回る史上最高の興行成績を周星馳(チャウ・シンチー)監督の『美人魚(The Mermaid)』が叩き出しています。
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『少林サッカー』、『西遊記~はじまりのはじまり~』を手がけたカオスコメディ王による、人間と人魚が織りなすファンタジー映画の予告編は以下。
バレンタイン・デー版
英語字幕つき
あらすじ:人魚のシャン(リン・ユン)は海の環境を破壊する事業家のリウ・スアン(ダン・チャオ)を誘惑、暗殺するために地上に出るが、時間をともに過ごし、さまざまな会話をかわした2人は惹かれ合うようになる。しかし、そこにリウの元彼女でありビジネス・パートナーのルオラン(キティ・チャン)が現れ――。
シャンの叔父であるタコ男(ショウ・ルオ)がインパクト大ですが、凶器のウニを投げて自爆などの魚介スラップスティックも多数繰り広げられるようです。
人魚へのブレーン・バスターはフィッシャーマンズスープレックスにしてほしかった! と一瞬思いましたが、よく考えると人魚は足ヒレだからクラッチできない......。
人間が魚人たちを寿司にして食うなんてことが起きないと良いのですが、周星馳映画はトンデモ展開も魅力なので、いい意味で予想を裏切ってくれそうです。
The Guardianによると、本作は公開から2週間で4億1,500万ドル(約466億円)という、中国史上最高の興行収入を記録。The New York Timesなどのメディアで内容も高く評価されているので、日本での公開にも期待しましょう。
ソース:YouTube1・2・3、The Guardian、The New York Times
(スタナー松井)
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