キュアップ・ラパパ!(あいさつ)
いやぁ~『魔法つかいプリキュア』が始まりましたね!
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本コラムを読んでいただいている大きなお友達......いや、小さなお友達が読んでいる可能性はゼロではありませんが、限りなくゼロに近いことが予想されますので、そのあたりをゼロベースでお話させていただきますと(以下、ネタバレがあります)......
激最高でした。
リコちゃん(cv.堀江由衣)のポンコツっぷり、そして謎の飛行物体を見て「ひょっとしたら魔法つかいかも?」と思う、みらいのセンスが素晴らしいです。そして、そんな言葉を発する孫に対して、魔法つかいは居るよねー的な発言をする祖母の姿もまたステキ。
さらには、家のなかで偶然魔法の変身アイテムを見つかるあたり、ひょっとしたらこのおばあちゃんもかつては魔法つかいプリキュアだったのではなかろうか? という、1話にしてスーパー未来予知をしてしまった僕ですが、みなさんはどう感じましたか?
まぁ、そのあたりはおいおい(きっと中盤の山場である24話付近で)判明するかもしれませんが、期待した伏線であるとともに、こういったちょっとした「そうかも?」という要素を入れ込んでいるあたりは上手いですよね。
公式ペーシのあらすじより
話は飛んで、怪しい男と正体不明の怪物「ヨクバール」に追いかけられる事案が発生するわけです。
ピンチに陥った時、魔法つかいであるリコちゃんが
「キュアップ・ラパパ! 怪物よあっちへ行きなさーい!」
とデタラメな魔法を唱えます。もちろん、デタラメな魔法なので何も効果はありませんが、それでも必死に唱える姿。魔法という奇跡、願いが叶うことを信じて声を放つリコ。そして、
「キュアップ・ラパパ! 怪物よあっちへ行きなさーい!」
同じく、魔法を信じて、奇跡を信じて、そして魔法を信じるリコを信じて魔法の言葉を放つみらい。
1話からなんという力強い演出。36歳の大きなお友達は、テレビの前で感動に体を震わせました。そして、2人の願いは届き、プリキュアを経て叶うわけです。
公式ペーシのあらすじより
『キュアップ・ラパパ! 怪物よあっちへ行きなさーい!』
『キュアップ・ラパパ! 怪物よあっちへ行きなさーい!』
魔法パンチ(物理)。
「発達した科学技術は魔法と見分けがつかない」という言葉を何かで聞いた気がしますが(編集部注:『2001年宇宙の旅』の原作などを手がけたSF作家、アーサー・C・クラークによる「クラークの三法則」の1つ)、少女たちの固く握った拳もまた魔法であったのです。
1話を見て、すっかり魔法にかかってしまいました。これがあと49話くらい続くと考えると、この一年が楽しみでなりません。
©ABC・東映アニメーション
[魔法つかいプリキュア]
2016年2月7日スタート『魔法つかいプリキュア!』予告パート3[YouTube]
(キュアコグレ)
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