『ブレードランナー』や『トータル・リコール』、『マイノリティ・リポート』などの原作を書き、プログレッシブ・ロックバンドへも大きな影響を与えた、SF小説家のフィリップ・K・ディック。
彼が1962年に書いた小説『高い城の男』に影響を受けた『日本合衆国』のイラスト集から、ロボットたちが登場するシーンをご覧ください。
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モビルスーツのイェーガー!?
この小説『ユナイテッド・ステーツ・オブ・ジャパン(日本合衆国)』を書いたのは、実はかつての記事「なぜかシュワちゃんとも関係が深い『サイレントヒル』の不思議7選」、「外国人からすると奇妙すぎる? 日本産RPGの続編7選」などのオリジナルを書いたピーター・ティエリアス記者です。
ディックの『高い城の男』は、第二次世界大戦で勝利した大日本帝国とドイツがアメリカ大陸を分割占領しているというお話。しかし、『日本合衆国』では『パシフィック・リム』よろしく巨大ロボットを持つ日本のみが支配しているアメリカが舞台なのだそうです。
なるほど、だからこのタイトルなのかと納得します。
小説家のティエリアス氏が表紙や挿絵のアートワークを依頼したのは、『Halo 4』のコンセプト・アートなどを多数手掛けた、プロフェッショナルのイラストレーター、ジョン・リベルト氏。
一体どんなSFロボットのバトルが登場し、どのような政治体制でどんなストーリーなのか......? 小説の中身もかなり気になります。
リベルト氏のサイトではその他のハイレベルなイラストも見られますが、『日本合衆国』もぜひチェックしてみてください。
ソース:Kotaku、amazon、THE ART OF JOHN LIBERTO
(岡本玄介)
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