SF史に残る伝説の作品『デューン/砂の惑星』。フランク・ハーバートが考えたその複雑かつ壮大な世界観は、映像化を試みる人たちを幾度となく泣かせました。
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アレハンドロ・ホドロフスキー監督の失敗を経て1984年にようやく映画化されたものの、デヴィッド・リンチ監督が「満足できる内容にならなかった」と話すほどです。
そんな作品だからこそ現在も人々を魅了し続け、多くのSF作品に影響を与え続けていますが、この度BioWareのコンセプトアーティストであるマット・ローズさんが「もしアニメ化されたら?」と仮定して、『デューン/砂の惑星』のキャラクターのイラストを描いています。
Nerdistに掲載された画像をご覧ください。なお、クリックで拡大します。
フレーメン
アトレイデス
ヴィラン
これらは『ホドロフスキーのDUNE』や『デューン』、そして『ザ・セル』や『白雪姫と鏡の女王』のターセム・シン監督の世界観に影響されているとのことです。
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ターセム・シン監督と彼のクルー(プロダクションデザイナー、アートディレクター、コスチュームデザイナー、シネマトグラファーなど)がデザインした4時間の『デューン』の映画を見たいんです。しかし、その願いはすぐには叶わないので、自分でターセムのクルーのレンズを通して見た『デューン』の設定を考えてみました。
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この手の長編作品は、映画化の際にストーリーをコンパクトにする必要に迫られ、結果的に無理やり感が出てファンをガッカリさせるケースが多々あります。
しかし、今回のコンセプトアートをもとにしたアニメ、もしくは実写ドラマは是非見てみたいですね。
ソース:Matt Rhodes、Nerd Approved via Nerdist
(中川真知子)
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