2001年9月にリリースされたニンテンドーゲームキューブ。押し入れに眠っているご家庭もあるでしょうし、もしかしたら今でもバリバリ現役で遊んでいる大ファンもいるかもしれません。
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当時よくプレイした方々であれば、今でも心に残る名作ゲームがいくつもあるかと思います。そこで今回は、米Kotakuが選出したGCの名作ゲーム17選をご紹介。
■『ゼルダの伝説 風のタクト』
こちらは英語版のプレイ動画ではあるものの、プレイした経験のある人であれば「あぁ懐かしい」と感じる名作中の名作です。
■『マリオカート ダブルダッシュ!!』
コースのデザインや二人乗りの採用など、素晴らしい点を挙げるとキリがありませんが......米Kotakuのプランケット記者は、何よりブロードバンドアダプタを繋いでLANモードにした時、最大16人がスリリングなレースを楽しめたところがスゴいと言います。
そんな人数が集まり、クレイジーに大興奮できるゲームは当時のGCの本作ならではとのことです。
■『ジャイアントエッグ~ビリー・ハッチャーの大冒険』
大きな卵を転がして進む、ソニックチームが生んだ隠れた名作です。プランケット記者はゲーム内容はさておき、テーマソングがお気に入りのようです。
■『エターナルアルカディア レジェンド』
最初はドリームキャスト用として登場し、後にGC用に色々な要素が追加・強化されてリリースされた作品。プレイステーション2への移植も検討されていたようですが、あえなく断念。今では有名タイトルの影にやや隠れてしまった感のある名作です。
■『ビューティフル ジョー』
プレステ2やニンテンドーDS、PSPなどにも移植され、続編も出ているので、そんなに懐かしいゲームではないものの......GC版が『ビューティフル ジョー』の初登場でした。
アメコミ調でシリアスなのに笑える、非常にユニークなゲームとして印象深く、現プラチナゲームズの前身であるクローバースタジオの看板タイトルだったことも興味深い点でしょう。
■『バイオハザード4』
後々にプレステ2と3、ウィンドウズ、Wii、それにXbox360にも移植されたとあり、本作が最初にGCでリリースされた事実は忘れられているかもしれません。逆に言うと、それほど移植されまくったのは本作が名作だったからでしょう。
プランケット記者は手元にある2001年当時のゲーム雑誌をめくれば、『バイオハザード4』を「史上最高のゲーム」だと評していると言っており、彼自身もその時は新世代の魔術か何かじゃないか? と思ったほど、リアルなゲーム体験だったのだそうです。
■『スター・ウォーズ ローグ スコードロン II』
NINTENDO64用ソフト『スター・ウォーズ 出撃! ローグ中隊』の続編である本作は、さらに『~III』へと続きました。『スター・ウォーズ』のゲームは数あれど、ファンとゲーマーたちを魅了した上に続編まで作ってくれるなんて、本当に願ったり叶ったりですよね。
ゲームの完成度の高さに当時プランケット記者は大層驚いたとのことです。
■『ペーパーマリオRPG』
『ゼルダの伝説 風のタクト』もですが、GCでの展開はアートの域に達していると言えるほどディフォルメ具合がステキで、不朽の名作となった作品がいくつもありました。マリオの世界をカートゥーン調に落とし込んだ任天堂はグッジョブです。
■『F-ZERO GX』
思い出しただけでも、バーチャル酔いしてオエっとなりそうなほどスピード感が凄まじい本作。しかしながら、これは任天堂が世に送り出したレースゲームの名作シリーズなのでリストに入った模様です。
しかし残念ながら、今のところ2003年にリリースされた本作以降、家庭用コンソール用に新作は出ていません。
■『スーパーマリオサンシャイン』
『スーパーマリオ64』がリゾート気分になった一本ですが、プランケット記者には乾いた笑いを禁じ得ない特殊なケースの思い出深い一本のようです。
前作よりもストーリー性が濃く、そして難易度も高くなり、色々と賛否はあるようですが、名作としてカウントされるべき作品でしょう。
■『ドンキーコングジャングルビート』
たとえば『ギターヒーロー』はギター型のコントローラーを使いますが、本作も周辺機器である「タルコンガ」を使用します。これは音ゲーの『ドンキーコンガ』にも使われたもので、プラスチック製の小型の太鼓が2つ並んだコンガ型のコントローラーです。
マイクも仕込まれており、プレイヤーが拍手をするとそれに応じたアクションが出るのも操作方法の1つ。プランケット記者は、この体感型操作システムを「ファンタスティックだ」と褒めちぎっています。
■『スーパーモンキーボール2』
続編が作られたほどの本作ですが、コントローラーにあるスティックの根本に空いた8角形の穴がクセモノだと言います。そのせいで、このゲームでは360度自由に動くのが非常に難しく、結局8方向にコントロールせざるを得ないことに......。
プランケット記者は思うように動かせないイライラを克服しようと精進し、結果的に自ずと禅の心を鍛えることに繋がったようです。
■『どうぶつの森』
海外のゲーマーたちにとって、本作はレースで競うわけでもなく、敵を殺すでもないコミュニケーション・ゲームというのが革命的に斬新だったそうです。
あまりにも平和過ぎる本作ですが、登場人物のむらびとが『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』に登場したのは驚きでした。しかも、ネットミームが流行し、返り血を浴びる狂気のコスプレまで現れたのがまた、『どうぶつの森』人気を再確認させてくれたような気がします。
■『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』
スクウェア・エニックス合併後に作られた、『ファイナルファンタジー』シリーズ初のオリジナル作品。しかし、ゲームボーイアドバンスを接続して最大4人が一緒にプレイするというのは、ちょっとハードルが高かったかもしれません。試みはもちろん面白いんですけどね。
■『大玉』
GCが非常にユニークなコンソールであると共に、時として「いかにもゲームキューブらしいゲームだなー」というソフトもいくつかありました。その1つが『大玉』でしょう。
さながらピンボールのように巨大な玉を弾き、「おおだマイク」というマイクロフォンでプレイヤーの声を使って操作する本作。目的は戦国時代の合戦場で釣鐘衆を敵陣の本丸へ進めることですが、この大玉で敵を蹴散らして釣鐘衆をサポートします。
ちなみに開発は、『シーマン』の斎藤由多加さんがディレクションされたそうです。そして、大滝秀治さんのナレーションが渋すぎます。
■『メトロイドプライム』
プランケット記者曰く、「これをリストに入れないと、米Kotaku編集部をクビになっちゃう」そうです。それほど王道中の王道ソフトってことですね。
■『ピクミン』
プランケット記者曰く、「ユニークなゲーム機には、同じくユニークなゲームが良く似合う」とのこと。テレビコマーシャルやテーマソングなど、話題になった珍妙なゲーム(良い意味で)です。
以上、ゲームキューブの名作ゲーム17選でした。ほとんどは米Kotakuのプランケット記者による独断なので、きっと日本のゲーマーが選んだら違うリストになることでしょう。皆さんのゲームキューブのベストゲームはなんですか?
ゲームキューブの世界にもっと浸りたいという方は、ハードについてのトリビアが学べる「幻のコントローラーが存在!? 『ゲームキューブ』の秘密と豆知識」も併せてどうぞ。
The Best GameCube Games[Kotaku]
GameCube Longplay [006] The Legend of Zelda: The Wind Waker (Part 1 of 10)[YouTube]
Mario Kart: Double Dash - 150cc - All-Cup Tour [No Commentary] [GC/Wii][YouTube]
Billy Hatcher and The Giant Egg - Intro [HD][YouTube]
GameCube Longplay [003] Skies of Arcadia Legends (Part 1 of 11)[YouTube]
Viewtiful Joe [NGC] Walkthrough | Gameplay #1[YouTube]
Resident Evil 4 HD Walkthrough: Chapter 1-1 (The Village) No Damage[YouTube]
Star Wars Rogue Squadron II: Rogue Leader - Mission 1: Death Star Attack[YouTube]
Paper Mario: The Thousand Year Door Longplay 1080p - Part 1: Prologue No Commentary[YouTube]
F-Zero GX - Playthrough [Part 1 - Story Mode - Prologue & Chapter 1: Captain Falcon Trains][ENG][YouTube]
Super Mario Sunshine Playthrough (Non-Commentary) Part 1[YouTube]
Donkey Kong Jungle Beat 100% Walkthrough Part 1 - Opening[YouTube]
Super Monkey Ball Deluxe - Ultimate No Warp - 1:24:19.020[YouTube]
Animal Crossing GCN Episode 1 (Welcome to Holua)[YouTube]
Final Fantasy Crystal Chronicles - Part 1: Intro[YouTube]
Odama (GameCube) Stage 3 - Kuruwa Plains III[YouTube]
Long Play: Metroid Prime - Part 1[YouTube]
Pikmin Playthrough [Day 1][YouTube]
(岡本玄介)
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