当サイトでは国内のヒットソングとも全米ヒットソングベスト50ともあまり縁のない音楽記事ばかりお届けしていますが、皆さんが2015年に一番聞いたアルバム、曲は何でしょうか?
コタク・ジャパンの中の人が選ぶ「2015年ベスト音楽」は以下より。
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■スタナー松井
(コタク・ジャパン編集部)【1位】Putridity/Ignominious Atonement
【2位】Vattnet Viskar/Settler
【3位】Panopticon/Autumn Eternal
【4位】Beaten To Death/Unplugged
【5位】Lucifer/Lucifer I
【6位】Fuck The Facts/Desire Will Rot
【7位】VHOL/Deeper Than Sky
【8位】Dan Terminus/The Wrath of Code
【9位】Hop Along/Painted Shut
【10位】Cattle Decapitation/The Anthropocene Extinction
再生回数が多い順。相変わらずうるさい音楽ばかりですが、1位は前作を超えた問答無用のブルータルデスメタル。5位はブラック・サバス直系バンド史上最高の女性ボーカルワークが聞ける一枚でしょう。
2位と3位からはブラックメタルの新たな方向性を、3位と6位からはグラインドコアに可能性がまだまだあることを感じました。8位は80年代シンセサウンドを轟音で出力したヘヴィディスコ。9位は今年一番グッとしたギターロックです。
気持ち的には、High On Fire/Luminiferous、Horrendous/Anareta、Pissgrave/Suicide Euphoria、Speedy Ortiz/Foil Deer、Courtney Barnett/Sometimes I Sit & Think & Sometimes I Just Sit、Fruitpochette/The Crest Of Evilなどもランク入りさせたかった......。
- Ignominious Atonement
- Willowtip Records
■イチカ
(コタク・ジャパン編集部)【1位】Zardnic/Antihero
【2位】Madeon/Adventure
【3位】Kill The Noise/Occult Classic
【4位】group_inou/MAP
【5位】MEISHI SMILE/...BELONG
【6位】Crepitation/The Violence Of The Slams
【7位】SOPHIE/Product
【8位】Zekk/THE FUTURE IS HERE EP
【9位】Lyrical School/SPOT
【10位】Ninja Kore/日本旅行
Bass Metalを提唱するZardnicは、メタル要素にダブステップ・ドランムベースなどを盛り込んだ、重いノリがいい感じ。Kill The Noise、Zekk、Ninja Koreなど、ハードなエレクトロも朝の憂鬱さを乗り切るのに欠かせませんでした。
ジャケットの気持ち悪さにドン引きしたCrepitationは、ビービーコポコポしてる系ボーカルな楽曲の中でもダントツで可愛らしさを感じた一枚。マルチネ10周年の楽曲「Selfless」も個人的に大好きだったMEISHI SMILEは、らしさのあるポップな楽曲もよかったのですが、「Belong」のノイズが最高。
今年は比較的うるさめなお気に入り曲に恵まれた1年だった気がします。
- Antihero
- Ent. One Music
■ヤマダユウス型
(コタク・ジャパン・ライター)【1位】THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 2nd Season 05
【2位】YMCK/FAMILY DANCING
【3位】indigo la End/幸せが溢れたら
【4位】平沢進/ホログラムを登る男
【5位】owtn./owtnism.
【6位】3776/3776を聴かない理由があるとすれば
【7位】THE TEENAGE KISSERS/LIGHTNING MACHINE
【8位】chouchou merged syrups./yesterday, 12 films later.
【9位】The Cheserasera/YES
【10位】Hauptharmonie/Hauptharmonie
アイマスを含めるとキリがない、そうわかってはいても入れざるを得ませんでした。一位の同CD内Triad Primusの「Trancing Pulse」は今年一番震えた曲で、やはり上松範康さんは実際すごかった。
2年ぶりのYMCKの新譜は可愛らしくも上品な和音がキャッチーで、indigo la Endも歌いやすくて良い塩梅。owtnも衝撃的でした、ポエムコアってエモい。
■初恋豆腐
(コタク・ジャパン・ライター)【1位】Sufjan Stevens/Carrie & Lowell
【2位】Vince Staples/Summer '06
【3位】Jamie xx/In Colour
【4位】Knxwledge/Hexual Sealings Prt. 8
【5位】Majical Cloudz/Are You Alone?
【6位】Lapalux/Lustmore
【7位】Father John Misty/I Love You, Honeybear
【8位】Ricky Eat Acid/Mixtape
【9位】Young Thug/Barter 6
【10位】Purity Ring/Another Eternity
消え入りそうな声と物静かな編曲で人間誰しもがいずれは直面する「死」というものを、身を削りながら母を亡くした経験から歌うSufjan Stevensの『Carrie & Lowell』は全人類に聴いてほしい名盤。
対照的に、迫力あるトラックとラップを合わせて自分の生き抜いてきたハードな世界を誇り、悔み、憂うVince Staplesの『Summer '06』も必聴ものです。
何かと重いので、疲れてきたらボケーっとパーティが終わった後の気抜けした空間を描くJamie xxの『In Colour』を聴きましょう。
- Carrie & Lowell
- Hostess Entertainment
Carrie & Lowell | Sufjan Stevens、H.S.PRT.8* | Knxwledge.、Mixtape | Ricky Eat Acid[bandcamp]
Father John Misty - I Love You, Honeybear [FULL ALBUM STREAM][YouTube]
(コタク・ジャパン編集部)
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