今年もたくさんのコスプレをご紹介してきましたの。そこで今回は、2015年を振り返るコスプレ勝手にベスト10をお届けします。
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「コスプレ」にまつわる様々な観点から選んでみます。まずは第10位から!
■第10位:美少女揃い! 「リンリン・ジャパン2015」のコスプレ動画
桃色の花々と美少女は最強のコンボ
「リンリン・パーク」という名の日本庭園が会場となったベトナムのイベント。満開に咲き乱れた花々を背景に舞う美少女コスプレイヤーさんたちが華美で風流でした。
コスプレはもちろんですが、ロケーションの良さが光ったイベントです。
■第9位:メイドにJKにアナ雪まで。台湾のマクドナルドはコスプレだらけ?
こちらはサンタクロースとヘルメット女子たち
有名企業のとある店舗で自発的に行われ、それが台湾中で流行したコスプレという珍しい話題。
夜の商売であればよくあるサービスかもしれませんが、真っ当なファストフード店ですからねぇ。ちょうど年末年始にやっているので、今から行けば美少女JK店員さんに会えるかも!?
■第8位:コスチュームでありラブレターにもなっているスパイダーマン・スーツ
スーツを着れば人種も性別も無関係にヒーローになれる素晴らしさ
パフォーミング・アーティストが、スパイダーマン・スーツにピーター・パーカーへの感謝の言葉を綴った、いわばラブレターとなったコスチューム。
いったい何万字書かれているのかはわかりませんが、写経のような制作過程すら、もうアートです。
■第7位:『スマブラ』のキャラいじりが具現化。殺人鬼むらびとのコスプレ
微笑んでいるにも関わらず顔の裏には残忍さが垣間見える
一時流行した『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』版の『どうぶつの森』むらびとをイジる遊びが、『八つ墓村』レベルの狂気を帯びて具現化してしまったコスプレ。
爆乳美女がバラされ、埋められたであろう一連の様子に戦慄が走ります。
■第6位:もはやコミックに擬態できそうなクオリティーのキャラクター・メイク
キャラクターを完全再現するなら、2次元化するのが究極かも?
コスチュームではなく、メイキャップ及びボディー・ペインティングでアメコミ・ヒーローに化けたのがこのお話。
メイク技術を駆使して、キャラクターを3次元のものにして化けるのはいくつかありましたが、あえてフラットに描くのが斬新であり、新たな方向性が見えた気がしました。
■第5位:病気の子供たちにコスプレで希望を与えるプロジェクト「スーパー・ホープ」
病気に打ち勝つ強さを与えるコスプレ!
ガンなどの重病を患ってしまい、闘病生活で日々辛い思いをしている子供たち。そんな彼らにコスプレをさせて、前向きな気持ちを高めてあげるプロの集団がいます。
夢のヒーローになることで、精神面から元気にしてあげる素敵すぎるプロジェクトです。
■第4位:200周年を記念して「ワーテルローの戦い」を5000人で再現
ナポレオンも参戦していました
10万人単位の来場者数を誇るコミック・コンも凄いですが、一度に5000人が合わせのコスプレをするというこの規模は、決して他では真似できますまい。
これはライヴ・アクション・ロールプレイング(LARP)と呼ばれるもので、本人たちには「コスプレをしている」という意識はないのかもしれませんが......スケールの大きさと歴史の重さに脱帽です。
■第3位:マレーシア発:最終出社日におすすめの出勤コスプレ
おばあちゃんが言っていた、仕事を辞める日はダークカブトに変身せよと
マニアックなダークカブトのコスチュームに身を包み、お世話になった会社を退職する最終日にキャストオフしたマレーシアの男性。ご自身の結婚式でも、7人ほど様々な時代のライダーたちに囲まれてご満悦そうです。
己の趣味と意思を貫く姿勢に心打たれます。
■第2位:幅広く活躍する美女コスプレの新星、ニキータのベスト・コスプレ集
美貌と実力を兼ね備えた注目株
名古屋の「世界コスプレサミット」に2度やってきたことがある、溜め息モノのフレンチ美女レイヤー:ニキータ・コスプレイさん。やはりコスプレは美しい女性が着こなすと華がありますよ。
個人的には『キャプテン・ハーロック』の有紀螢と『エンジェル ウォーズ』ベイビードールにグっと来ますが、『FFXIV』のシヴァ姉妹の大掛かりなコスプレには眼を見張るものがありますので、ぜひともチェックをお忘れなく。
■第1位:アメリカ史上最高にコスプレが盛り上がった週末その1
コスプレとは楽しむことだ!
「ワンダーコン」、「サクラ・コン」、「ファン・エキスポ」が各地で同時に開催され、北アメリカ大陸のコスプレ人口が爆発的に膨れ上がった2日間から、70枚以上のスナップ写真をお届けしたこの回。
続く「アメリカ史上最高にコスプレが盛り上がった週末その2 」では、「アニメ・ボストン」からの写真も加えて90枚以上のコスプレ写真を掲載しました。
2015年総まとめ的に、一気に大量の写真をご覧頂けるだけでなく、コスプレを楽しむ多くの人たちの笑顔がギュっと詰まり、また見ているこちらもそれが伝わってくるのが印象的です。
以上、コスプレで2015年を振り返る勝手にベスト10でした。
本当だったら、他にもポルノ版パロティーとなった『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や、やたらと美女ばかりだったのが印象的な「フロリダ・スーパーコン 2015」、膨大な時間と手間暇をかけた様子を収録した『スタークラフト2』ケリガン女王の制作過程、感動的だった『FF VII』の名シーンを完全再現した写真など、ベスト10には収まらないほど振り返りたいコスプレはあります。
しかしキリがないので、これから2016年に新しく登場するコスプレに期待するとしましょう!
(岡本玄介)
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