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ディズニー/ピクサー映画の知られざる未公開シーン6選

2015/12/21 21:30 投稿

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映画製作には大なり小なりアクシデントや変更が付き物。脚本家や監督が考えた設定も、最終的に作品の質を良くするためなら大胆に変更したり、カットしたりすることは珍しくありません


【大きな画像や動画はこちら】

そこで今回は、ScreenRantがまとめた、ディズニー/ピクサー映画の知られざる未公開シーン集をご紹介します。各作品のネタバレがありますので、ご注意下さい。



■『リロ&スティッチ』

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911を連想させる


両親を亡くした姉妹とエイリアンのスティッチのユーモラスかつハートフルなドタバタ生活を描いた本作。映画のクライマックスは、エイリアンの宇宙船がチェイスするというものでした。

このラストのバトルは、元々スティッチとボーイング747をハイジャックしたギャングが、ホノルルのダウンタウンをチェイスするというものだったそうです。

しかし、これは公開の1年前に起きたアメリカ同時多発テロ事件を思い起こさせると判断され、宇宙船がハワイの山でチェイスする展開へ変更されました。


■『ライオン・キング』

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焼死か八つ裂きか


ライオン・キング』は当初もっと暗い、より大人向けの作品になる予定でした。

オリジナルのエンディングは公開版と同様、シンバがプライドロックに帰ってきてスカーを王の座から引きずり下ろし、大地に平和が戻るという流れですが、スカーの最後は、シンバに燃え盛る谷底に突き落とされ、焼かれて死ぬというものでした。

ディズニーはこの絶命が壮絶すぎると考えたらしく、かつての仲間だったハイエナに食い殺されて死ぬ方法に変更されたようです。


■『アナと雪の女王』

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思っている以上に悪っぽいエルサ


アナと雪の女王』はクリスチャン・アンデルセンの『雪の女王』をベースにしたお話。

雪の女王が原作と考えると、エルサは悪役であるべきですが、『アナ雪』は姉妹愛が描かれた映画で、悪の部分はどこかへ行っています。

当初、悪の部分が作られる予定はあったそうですが、エルサというキャラクターの印象を悪くするだけと判断され、カットされたとのこと。

カットされたのは、アナを探しにやってきたアレンデールからの使いをエルサが痛めつけるシーン。氷の力を見せつけるだけでなく、雪のモンスター軍隊を組織しています。


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氷売りは想像以上にハードワーク


雪と氷の世界で、氷を売らなければいけないというのはジョークのようですが、クリストフの氷売りの仕事はジョークでは済まされないほど過酷なもの。

本来であれば、その仕事の様子が描かれたシーンがあったのですが、これがなくてもクリストフの置かれた状況を面白く伝えることができると判断され、丸ごとカットされたそうです。


■『アラジン』

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しんみりシーンもあった


アラジンにはアクの強いキャラクターが多数登場しますが、本当ならばここにアラジンの母親も重要なポジションで登場するはずだったそうです。

映画では、アラジンは豊かな生活を夢見て王子になりたがっていましたが、元々は母親に認められたい、誇りに思ってほしいという理由も含まれていました。

このシーン用にProud of Your Boyという歌も書かれており、母に認めてほしいというアラジンの強く切ない想いに相棒のアブーが涙する予定だったのです。


■『シュガー・ラッシュ』

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課金システムも


劇中、ラルフはファーストパーソン・シューティングゲームの『ヒーローズ・デューティ』に潜り込みますが、元々はボビー・ダンダーソンというキャラクターと閉じ込められます。

そこでヒーローも敵も存在しない、ライフ・シミュレーションゲームの『シムズ』がモデルの『Extreme EZ Livin 2′』というゲームを教えてもらい、そこで悪役であることを恥じることはないと気づかせてもらうという流れになっていました。

しかし、このシーケンスが無くてもストーリーは成り立つため、尺の関係でカットされたそうです。


■『インサイド・ヘッド』

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確かにキャラが多すぎるのはスマートではない印象


ライリーは幼い頃にビンボンという空想上の友達を作り上げたという設定になっていますが、元々その空想の友達はビンボンだけではありませんでした。

ライリーはビンボンの他に、「ミセス・スクリブルス」や、ローゼットに住んでいるモンスター達というキャラクターを作り上げていたのだとか。しかし、やたらとキャラクターを登場させるよりも最小限に絞った方が効果的だと考えた結果、ビンボンだけが残ったようです。


いかがでしたか? 意外な設定や納得の設定があったのではないでしょうか。

訳者は、『ライオン・キング』のスカーの最後は劇場版の方がショッキングなのでは......と感じていますが、皆さんはいかがでしょうか?


ソース:ScreenRant、YouTube

中川真知子

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