音楽の父・バッハが鍵盤楽器のための作品集として完成させた1巻と2巻からなる『平均律クラヴィーア曲集』は、それぞれ24の全ての調に対して前奏曲とフーガで構成されています。
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今回は、その1巻に含まれる『第16番ト短調』を、ウィンドシンセとモジュラーシンセでカバーした現代電子的遁走曲(フーガ)をご紹介しましょう。
映像はDivKidMusicより。ウィンドシンセで主旋律を奏でつつ、背後に鎮座するモジュラーシンセAJH MiniModが副旋律を奏でています。
モジュラーシンセとは定格の小型シンセサイザー群のことで、組み合わせ次第でオリジナルな音を作れるのが強みです。
説明によると、Vermona qMIというポリフォニックMIDI to CV/Gateコンバーターを使っており、ウィンドシンセの音をトリガーに副旋律を自動演奏させている模様。いつだって自動演奏はロマンがあります。
原曲はこんな感じ。
(ヤマダユウス型)
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