『イレイザーヘッド』や『ブルーベルベット』で観客に悪夢を見せたデビッド・リンチ監督。彼が22歳の時に製作した『The Alphabet』という短編映画をご存知でしょうか?
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io9がその動画を取り上げていたので、ご紹介します。
この雰囲気、この狂気、明るく楽しい『アルファベットの歌』をこんなにしてしまうなんて......さすが鬼才!
『THE ALPHABET』は、リンチ監督初の短編映画『Six Men Getting Sick (Six Times)』の翌年(1968年)に作られたもの。どうやら、当時の妻ペギー・リンチの姪が悪夢を見てうなされながら『ABC』を歌っていたという経験が元になっているようです。
ちなみに、リンチ監督は本作でアメリカン・フィルム・インスティチュートの奨学金を得ることに成功し、映画の都ロサンゼルスへ移ることになりました。
リンチ監督風の世界をもっと見たい方は「デビッド・リンチ作品も。珍妙な香水CM集」、「『ツイン・ピークス』のコーヒーとパイのシーン全てを一本の動画にまとめてみた」もどうぞ。
[via Neatorama via io9]
アメリカン・フィルム・インスティチュート[Wikipedia]
(中川真知子)
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