レコードレーベルとしてもお馴染み「ヴァージン」の銀行部門「ヴァージン・マネー」のクレジットカードに、伝説的パンクバンド『セックス・ピストルズ』のレコードのジャケットが描かれたカードが登場します。

それを記念して、ブラウン管テレビをぶん投げて壊しまくるパンク（？）なプロモーションが行われました。

派手に宙を舞い、木っ端微塵となるテレビ。これがパンクなのかはよくわかりませんが、中世の投石機を思い起こさせる投TV機に大興奮！　文明の利器である投石機を使っているのに蛮族な雰囲気がたまらないです。

今回のプロモーションのテーマは、昔のバンドがブラウン管のTVを窓から投げ捨てていた伝統を復活させようというもの。それは、ローリング・ストーンズなどのロック・バンドが70年代にやっていたことで、ピストルズとはやや関係が薄い気もしますが......。

それにしても、パンクバンドのセックス・ピストルズがクレジットカードの絵柄になるというのは、ピストルズらしくない気もしつつ、むしろ、らしいんじゃないかという気もして面白いです。限度額の限界まで使い込むのがパンクなのか、クレジットカードを持ちながらも使わないのがパンクなのかも、議論の余地がありそうです。

ピストルズの代表曲の1つ『アナーキー・イン・ザ・U.K.』には「俺には欲しいものがある、手に入れ方もわかってる（I know what I want and I know how to get it）」という歌詞がありますが、「手に入れ方」ってもしかしてクレジットカードの事だったのか!?

ちなみに、ヴァージン・レコードはセックス・ピストルズと契約を結んだことで経営難から逃れたということでも有名な会社。それが今や大きなグループとなり、クレジットカードまで作っているんだから本当に凄いです。

最近では宇宙旅行事業も進めているので、もしかするとピストルズ・テーマのスペース・パンク旅行が開催される可能性もあるかもしれません。

The #bigtvthrow: Rebellion in your pocket［YouTube］
ヴァージン・ギャラクティック［Wikipedia］

（傭兵ペンギン）

関連記事

• 確定申告を高速化！ 全自動のクラウド会計ソフト「freee」で16連射すると...？
• コンビニで買える！ 支払い地獄を避けられるVプリカギフトの天使な使い方
• スタートアップ企業がやるべき 「PRを駆使した伝え方」とは