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灼熱の夏に観ておきたい熱い/涼しい映画8選

2015/08/01 23:30 投稿

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夏に観ておきたい映画


今年も激烈に暑い日々が続いているので、なるべく室内で過ごしたいという方も多いことでしょう。

そこで今回は、夏の暑さをより熱く、もしくは涼しく過ごすために観ておきたい映画をご紹介します。


【大きな画像や動画はこちら】

なお、一部ネタバレがありますので、ご注意下さい。


■『サマーキャンプ・インフェルノ』

夏と言えばキャンプ! 家族で行く、友達同士で行く、学生キャンプに参加するなんて人もいるかもしれません。そんな人に是非ともオススメしたいのが本作。

ほのぼの系ではなく、キャンプを舞台にしたホラーサスペンスですが、ホラー初心者でもOKな内容な上に、ひねりの効いたドッキリ展開が楽しめます。この裏切りが心地いいので、ちょっと古い映画ですが、キャンプに行かない人も、行く人も、是非この夏にチェックしてみてください。

中川真知子


■『遊星からの物体X』

私が蒸し暑い砂漠、鳥取でこの作品を(DVDで)見たのはかれこれ10年前のこと。画面のこちら側まで凍えそうな極寒の南極基地を舞台に、背筋も凍る物体Xのクリーチャー造形、そして誰が人間で誰がそうでないのか疑心暗鬼のストーリー...全てが相まって、夏であることを忘れさせてくれる作品です。

本作はジョン・W・キャンベルの短編SF小説を元にした1982年の映画。1951年にも『遊星よりの物体X』、そして2011年には本作のリメイクかつ前日談となる『遊星からの物体X ファーストコンタクト』として、何度も映画化されている名ストーリーです。

この1982年版を手がけたのは『ハロウィン』シリーズ最初の3作や『メタルギア』小島監督にも影響を与えた『ニューヨーク1997』コミカルな『ゴースト・ハンターズ』社会風刺的なSF『ゼイリブ』など、未だにカルト的な人気を持つ数々の作品を監督したジョン・カーペンター

「熱帯夜をホラーで涼しく過ごしたい、でも心霊系は怖さがあとに残るから嫌」という方に大プッシュな作品です。

abcxyz


■『君がいた夏』(Stealing Home)

夏と言えば、甘酸っぱく切ない青春劇ということで、1988年公開、ジョディ・フォスター出演の本作がお勧め。原題となっている『Stealing Home』(野球用語の「ホームスチール」)が様々な意味にとらえられるのも秀逸な作品です。

あらすじ:プロ野球選手を引退したビリーに、従姉ケイティーが自殺したという連絡が届く。そして、彼女は「遺灰はビリーに任せる」という遺言を残していた。ビリーは帰郷し、美人で自由奔放な彼女と過ごした夏の回顧シーンを織り交ぜながら、彼女と過ごしたフィラデルフィアの各地を周る――。

懐かしのオールディーズ時代、子供の頃にケイティーと無茶をしたエピソードや、高校生になった夏に2人きりで過ごしたビーチハウスの夜などを振り返りながら、最後にビリーは彼女の遺志を理解します。

テーマ曲は80年代の青春映画に欠かせないデイヴィッド・フォスターが担当。数々のシーンを思い出しながら、胸を熱くさせる曲があまりにも良過ぎて、私はサントラも買ってしまいました。ロマンティックな挿入歌を動画でどうぞ。

岡本玄介


■『プレデター』、『プレデター2』

1は蒸し暑い夏の中央アメリカのジャングルが舞台。2は麻薬シンジケートと警察が抗争を繰り広げる猛暑のロサンゼルスが舞台。

劇中でも、「蒸し暑い夏に現れ、人間の頭蓋骨をトロフィーにする悪魔」の伝説や、「暑さと闘争に惹かれてやってくる」との文句があるように、暑く、熱い戦いの中に、プレデターはやってくるのです。

プレデターの目であるサーモグラフィには銃器の熱が赤々と表示されるため、熱さそのものが標的のようにも見えます。そして、『エイリアンVSプレデター2』でプレデターの母星とおぼしき星が登場しますが、太陽が2つあり、地表にマグマが流れる、非常に暑そうな星。このように、『プレデター』シリーズには「熱」のある要素がつまっています

さらには、熱い男達が汗まみれになるシーンも多々あるので、見ているだけで、その暑さ/熱さにうだること間違いなし! 夏より熱い!

イズミのブオ


■『クール・ランニング』

ジャマイカ初のボブスレーチームが冬季オリンピックに出場するという、実話を元にしたスポーツコメディ。南国では縁の無いボブスレーという競技に、戸惑いながらも順応していく選手たちの様子がテンポよく感動的に描かれています。

序盤はジャマイカが舞台なので夏まっしぐらですが、 カナダに到着してからはほとんど雪景色なので夏感と聞かれればアレですけど......。まぁ涼しい夏も良いじゃない

ヤマダユウス型


■『アイスマン 氷の処刑人』

夏といえば、ド派手な爆発で汗が飛び散るアクション映画か、背筋がヒンヤリして冷や汗のでるホラー映画が定番ですが、今回ご紹介するのはちょっと趣向を変えて、目から汗が滲み出るクライム・スリラー

涼し気なタイトルで夏にピッタリということで選びましたが、内容は良き父親でありながら100人以上殺した冷酷な実在の殺し屋「リチャード・ククリンスキー」の生涯を描く物語。

ククリンスキーを演じるのは『マン・オブ・スティール』のゾッド将軍でお馴染みマイケル・シャノンで、家族のために殺し続けるという辛さが滲み出ている男をすさまじい演技力で表現しています。彼の表情の名演を見るだけでもオススメ。

また、ノリが軽いけどとっても怖い殺し屋役で登場している『キャプテン・アメリカ』のクリス・エヴァンスの演技も必見です。やはり彼はクズい男がとっても似合う。この夏、V8を讃える合間に、孤独で悲しい男の物語を味わってみてはいかがでしょうか。

傭兵ペンギン


■『ピラニア3D』

スプリング・ブレイクでの湖が舞台ですが、日本人からすると夏のテンションに近いものが感じられる作品。

上の動画の通り、調子に乗りまくる若者とセクシーな水着の女性が多数登場するので、観ていてイライラ、ムラムラする方もいるかと思いますが、ご安心を。その後には、大量のリア充がピラニアに食われる、激ゴアのバケーションが待っています。

夏映画としてよく挙がる名作『スタンド・バイ・ミー』で太っちょのバーンを演じていたジェリー・オコンネルが、本作では超ゲスい映画監督(?)役として登場し、最高に最低な演技を見せるので、そこにも要注目です。

もし本作で気分を害したら、『(500日)のサマー』などを観るといいと思います。本作の「サマー」は特に夏という意味ではなく人の名前ですし、人によってはゴア描写よりも残酷に感じる内容かもしれませんが......。

スタナー松井


John Carpenter's The Thing trailer (1982) HQ[YouTube]
Stealing Home - Trailer[YouTube]
David Foster & Marilyn Martin (And When She Danced)[YouTube]
Predator Tribute - Welcome To The Jungle![YouTube]
1993: Cool Runnings Trailer HQ[YouTube]
The Iceman Official Trailer #1 (2013) Michael Shannon, Ray Liotta Movie HD[YouTube]
Kelly Brook - Piranha[YouTube]
Piranha 3D 2013 ( Official Trailer )[YouTube]
500 Days of Summer - Official Full Length Trailer[YouTube]

(コタク・ジャパン編集部)

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