その存在を知らない人を探すのが難しいほど有名な映画『スター・ウォーズ』シリーズですが、実は、旧三部作はこれまでに何度も変更が加えられています。
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中には特別篇で変更された「グリードがハン・ソロを先に撃つシーン」、「ジャバ・ザ・ハットがモス・アイズリーに出てくるシーン」、追加された「X-ウイングのシーン」など、登場人物の性格やストーリーにまで影響を与える、議論を呼んだ変更もありました。でも、実は目立たないところも変更されているんです。
そこで、io9に掲載されたわかりやすく変更の前後を比較した映像集を見てみましょう。
これらは、マルセロ・ズニガさんが作った動画。『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』にも『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』にも多くの変更があることがわかります。中には、昔のファンが到底受け入れられないものも......。
『帝国の逆襲』の特別篇では、ルークがクラウドシティで落ちてゆくシーンに(『ジェダイの帰還』で皇帝が落ちていくシーンと同じ)叫び声が追加され、2004年版では皇帝の顔がシリーズの他のエピソードでも皇帝を演じるイアン・マクダーミドさんへ変更。
『ジェダイの帰還』では、特別篇におけるジャバの宮殿のシーンで『Jedi Rocks』というバリバリCGのマックス・レボ・バンドの演奏曲が加えられ、2004年版ではヘイデン・クリステンセンさんが霊体アナキンとして登場しています。
色合いが微妙に変更されているといったものもありますが、これだけ細かに多くのシーンが変わっていると、見たバージョンによって『スター・ウォーズ』の映像体験も異なるのではないか? と感じます。
今後も新たなリリースの際には変更が加えられていくのか、今後公開される新たな『スター・ウォーズ』作品群も同じように変更されていくのか、気になるところです。
なんにせよジャージャーはいらない......という方は、ジャー・ジャー・ビンクスが死ぬ特別版『スター・ウォーズ』をどうぞ。
[via io9]
(abcxyz)
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