中世ヨーロッパには、じわじわ痛いものから、苦痛を与えてから殺すために行われていたものまで、さまざまな拷問・処刑の方法が存在しました。
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想像するだけで辛いものもありますが、不謹慎ながらもそこにクリエイティビティが感じられるのも事実。そこでWatchMojo.comが動画にまとめた、5世紀から15世紀のヨーロッパで使われていた拷問・処刑方法の10選をご紹介します。
なお、当時実在していたかどうか怪しいものは含まれていません。拷問器具の中には、後世になって創作されたものも多くあるそうです。
漫画『ベルセルク』の「断罪編・生誕祭の章」でも多く登場した拷問・処刑方法なので、見たことがある方もいるかもしれませんが、ショッキングな内容なので、閲覧注意です。
■『審問椅子』
別名『祈りの椅子』
映画『ソウ4』にも似たようなものが登場しますが、実際に使われていたのは、身体が触れる部分すべてに無数のトゲがついた、見るからに痛い椅子です。時には下から火であぶり、自白を迫ったそうです。
■『串刺し』
痛いとかいう次元ではないかも......
「串刺し公」と呼ばれ、ドラキュラのモデルとなった15世紀のワラキア公国の君主「ヴラド3世」が行った事でも有名な処刑方法。おしりから太い杭を刺して、口から出す......。想像しただけでヤバいです。
■『皮はぎ』
逆むけだけでも痛いのに、それが全身なんて......
何千年も前から世界中で行われている拷問の1つ。数時間から数日かけて、ショック死、出血死、感染症での死を迎えるそうです。王殺しや魔女裁判など、中世ヨーロッパでも多く行われたようです。
■『車裂き』
くくりつけられるようになるまで、手足を砕きます......
中世のフランスや神聖ローマ帝国で行われた処刑方法。車輪を使うなどして四肢を粉砕し、車輪にくくりつけてさらし者にします。被処刑者が死んでからくくりつける場合と、生きている時にくくりつけて、死ぬまで放置する場合があったそうです。
■『膝砕き器』
関節を壊すためだけの装置......
『膝砕き器』という名前ですが、膝に限らず、肘や足首など、さまざまな関節に使える機械です。死には至らないこともあるかもしれませんが、関節は一生使い物になりません。
■『苦悩の梨』
もはや痛みが想像できない......
当時は罪とされていた同性愛や不貞を働いた者の口、肛門、膣に挿入して使われた、梨の形をした拷問器具。ねじを回すと梨が開き、内部から被処刑者を破壊します。怖い......。
■『ネズミ拷問』
『ワイルドスピード2』で悪徳警官がやられそうになっていたやつ
仰向けに手足を縛った被処刑者の腹の上にカゴを伏せて置き、その中にネズミを入れ、カゴを熱します。すると、ネズミは穴を掘って逃げ場を探そうとするという仕組み。ネズミが掘るのは......。
■『拷問台』
巻き上げる音が精神的な苦痛も与えます
イギリスで始まり、フランスに伝わったとされる拷問器具。手足を反対方向で縛り、ローラーを巻き上げると身体が引っ張られ、すべての関節に激痛を与えます。
■『ノコギリ挽き』
日本では首に対してでしたが、ヨーロッパは股......
逆さ吊りにした被処刑者の股から徐々にのこぎりで切る拷問。頭からの時もあったようです。あり得ないぐらい残虐ですが、当時は一般的だったとのこと。
■『ユダのゆりかご』
派生形で三角木馬などがあります
吊り上げた被処刑者を先端のとがったピラミッド形の上に下ろし、肛門からじわじわと体を引き裂く拷問・処刑方法。処刑人の裁量で緩めることが可能なため、被処刑者はいつ死ねるのかもわからい苦痛を感じます。
そのほか、選外(Honorable mentions)となった拷問方法として、以下のものも紹介されています。
・水責め
・手を背中側で縛って吊り下げ
・乳房裂き器
・異端者のフォーク
・親指締め機
・ファラリスの雄牛
ヴラド・ツェペシュ [Wikipedia]
Top 10 Medieval Torture Methods[YouTube]
(イズミのブオ)
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