1997年のサンディエゴ・コミコンのために作成されたショートフィルム『Troops』(トループス)は、『スター・ウォーズ』のストームトルーパーたちの一日の任務にカメラマンが付き添う形のモキュメンタリー。
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日本でもFOX系のチャンネルで放送された『全米警察24時 コップス』のパロディーで、18年経った今でも語り継がれる名作です。以下より、「io9」に掲載された本作の映像をご覧ください。
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田舎星タトゥイーンに勤務するトルーパーたち。今日の任務は、まずドロイド盗難の疑いがあるジャワを尋問すること。
「これは盗んだドロイドじゃなくて、親戚のだ」というジャワの主張の裏付けを取るため、サンドクローラーに向かおうとするもののジャワは嫌がる。さらに「家族のために盗んだ」と言うジャワを逮捕しようとすると、逃げ出したために仕方なく射殺。
今度は「子供が家出した」という通報に駆けつけると、(ルーク・スカイウォーカーの叔父叔母である)ベルー・ラーズがオーウェン・ラーズに「もううんざり! ルークはあなたが嘘つきだから出て行ったのよ!」と怒鳴っている。
「オーウェンを逮捕して!」というベルーにトルーパーは、「ご主人は耳に傷があるが、あれはあんたがやったんだろう? もしここで誰かが逮捕されるとすれば、それはベルー、君が暴行罪で逮捕されるということだ。このまま残るか? それともインペリアル・シェルターに一晩泊まっていくか?」と対応。
いうことで、結局問題を解決するためにベルーをシェルターへ連れて行くことに。しかし、ベルーはサーマル・デトネーターを起動してしまい、止めに入ったオーウェンとともに爆死。
新たに無線で「モスアイズリーのカンティーナで揉め事」との通報が入り、トルーパーたちは現場へと向かって行く――。
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ケヴィン・ルビオさんによる本作は、数ある『スター・ウォーズ』ファン動画の中でも最も有名かつ評判が高いものの一つ。
『全米警察24時 コップス』のスタイルを『スター・ウォーズ』の世界で忠実に再現しながら、『エピソード4』のストーリーともほぼ矛盾が生じない作りとなっています。そして何と言っても、映画ではただのヤラレ役であるストームトルーパーたちが真面目に働く姿を描いているのが魅力です。
今後『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が公開されるにあたり、多くのファンメイドが登場すると思われるので、『Troops』のような歴史に名を刻む名作が生まれることを期待しましょう。
スピン・オフまで待てないからファンフィルムでもいいからボバが主役のものが見たい! という方は、「ボバ・フェットが主役の『スター・ウォーズ』×西部劇な短編」をどうぞ。
501st Legion[via io9]
(abcxyz)
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