厳重に塞がれた扉を優雅に、少し楽しみながら開けようとする男性。しかし、それは絶対に開けてはいけない禁断の扉だったのです......。
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以下より、io9が紹介したマイク・ディーヴァさんのショートフィルム『Thresher』をご覧ください。ラブクラフトやクライヴ・バーカーのファンであれば気に入るはずです。
『Thresher』は、ギレルモ・デル・トロ監督とレジェンダリー・ピクチャーズの「House of Horrors」コンペティション用に作られた作品。決勝戦進出作品だけあって、引きこまれます。
ビクトリア調の部屋、取り憑かれたように鍵のパスを解読しようとする男性、解錠が近いことを示すかのような光景、静止する時計。この時点で、次に何が起こるのかが気になります。
そして、自動的に開いた扉の奥からやってくる不気味な何か。逃げる男性が無我夢中で開けようとする鍵の扉。果たしてこの扉は外へつながっているのでしょうか? 先ほどまでの悠長さは一体どこへ......
8分弱でワクワクハラハラさせてくれるので、トップ5に選ばれるのも納得ではないでしょうか。
[The Blood Shed via io9]
(中川真知子)
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