ポストアポカリプス映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のコンセプト・アートが公開されています。90年代から2000年初頭にかけてデザインされたものもあり、ジョージ・ミラー監督がどれほど長い期間をかけて『マッドマックス』シリーズ第4弾を作ろうとしていたのかがわかる内容です。
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先日は改造車の数々を紹介しましたが、今回ご紹介したのは「io9」に掲載された、要塞シタデル、フュリオサ、バザード(トゲトゲの車)などの設定画やストーリーボード。
なお、『怒りのデス・ロード』に脚本は存在せず(!)、ストーリーボードと大量のコンセプト・アートを元に撮影は進められたのだとか。
ミラー監督は2001年から2003年の2年間、コミックブックアーティストのブレンダン・マカーシーと共同で『怒りのデス・ロード』の設計を本格的に進めました。しかし、諸事情により製作は中止に。
その後、ペンギンのタップダンス映画『ハッピーフィート2』の製作に専念することとなりましたが(ミラー監督の凄いところは、両極端な内容にも関わらず、すぐに気持ちを切り替えて全力で取り掛かれるところでしょう)、『マッドマックス』への情熱は維持したまま、ついに27年ぶりの新作公開に結びつけたのです。
これらの設定画が気に入った方は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のコンセプト・アート集『The Art of Mad Max: Fury Road』も要チェックです。
[via io9]
(中川真知子)
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