1996年に『プレイステーション』、『セガサターン』、PC用にリリースされた、反重力レーシング・ゲーム『ワイプアウト』。この度、ゲーム・クリエイターのドミニク・ザブロウスキーさんが、本作に登場するサーキット全てをブラウザで体感できるようにしてくれました。
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まずは、ザブロウスキーさんのサイトをチェックしてみてください。
軽快な音楽も流せばBGVにぴったり!
画面上部の「Scene」から全サーキットが見られるだけでなく、クラフトと呼ばれるマシンのモデルもマウス操作で様々な角度に回転でき、選択窓の下の方からは立体的になった各チームのロゴと、パイロットのロゴも選べます。
8種類全部は画面に収まりきらない
こちらは4種類
クラフトの翼に描かれた8種類のロゴのみ抽出
さらに、デフォルトの「Fly-Through」モードでは、一人称視点でコースを滑らかに滑走でき、「Free」モードにすればコースのアングルを変え、上や下からグリグリ回転させて眺められます。
やっぱり画面に収まりきらない
ザブロウスキーさん曰く、20年前にパソコン版のCDデータから各種画像データやテキスチャー類の在りかを突き止め、試しに看板を自分の名前に書き換えてみたものの、それは上手く表示されず失敗に終わったのだとか。
そして今になってふとそれを思い出し、リバースエンジニアリングに再挑戦してみたそうです。そして、20年間に得たスキルと「JavaScript」に「three.js 3D」を駆使して、見事に解析に成功したとのこと。
そこから専門的な工程と試行錯誤を繰り返し、最終的には自ら800行ものコードを書き、3Dの風景を描き足して完成したのが『WipEout (PSX) Model Viewer』というわけです。
なお、GitHubから無料ダウンロードも可能ですが、これを動かすにはオリジナルの『ワイプアウト』CDからディレクトリをコピーする必要があるとのことなので、ご注意ください。
You Can Explore The Original WipEout's Tracks In Your Browser[Kotaku]
(岡本玄介)
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