様々なゲームでエイリアンの侵略を食い止めてきた歴戦の勇士、米Kotakuクレペック記者が、インディーゲームのパーティー「Itty Bitty Bash」で未だかつて経験したことのない不思議なゲームを体験したようです。
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エイリアンの侵略を食い止めることが目的のそのゲームの名は『Afterglow』。なんと、ダイヤル式電話を回してレーザーを発射するゲームなんです! クレペック記者の体験記(動画つき)をどうぞ。
『Afterglow』はジェリー・べリッチさん製作のゲーム。彼は『The Choosatron』(その場で文章が印刷されるゲームブックみたいなもの)の作者としても知られています。
ベリッチさんとメーガン・ドウドさんがKickstarterでThe Choosatronプロジェクトを立ちあげたのは2013年8月でした。その完成版はまだ出資者に送られていませんが、それでも過去数年間さまざまなイベントでThe Choosatronは出展されています。
ゲームブックをプレイしたことはあるでしょうか? The Choosatronはレシートを印刷する機械のような、小さなプリンターです。いくつかのボタンが付いており、冒険が終わりを迎えたら(死んだ時とか...)、プリントされた紙を切り取り、他人にあなたの冒険を見せることもできます。
The Choosatronの物理的な存在は、遊びの楽しさが増す仕掛けとなっています。そして、現実世界の物とインタラクティブであるというアイデアはベリッチさんにとって重要なようです。『Afterglow』は全く違うゲームではありますが、ある意味The Choosatronと同じジャンルといえます。
『Afterglow』はブリーフケースに入れて持ち運べるゲームです。開けると中にはよくわからないシロモノが詰まっています。
色のついたチューブ。
デッカイ赤いボタン。
そしてダイヤル式電話。
最初は圧倒されますが、コンセプトはシンプル。チューブの中には小さなパネルがあり、テキストがスクロールしています。これがエイリアンの侵略を警告するサインで、あなたはエイリアンを撃ち落とせばOK。
でもどうやって? ダイヤルで「1」を回せば、レーダーが周りの状況を調べてくれます。
レーダーで探して......
どこにエイリアンが隠れているのか発見できたら、今度は撃ちます。「3」のところに隠れているかも? ダイヤル式電話を回して、後はレーザーが当たるように祈りましょう。
ブーーム!
もしエイリアンが迫ってきたら、赤いボタンが最後の手段。これは爆弾のボタンです。
以下のゲームプレイ動画もご覧ください。暗いですが、雰囲気は伝わるかと思います。
この晩は何度か『Afterglow』を遊びに戻ってきて、何を遊べばいいかと人に訊かれたら、このブリーフケースを指差しました。
『Afterglow』を他の場所で遊ぶ機会があるのかどうか、ベリッチさんに尋ねる機会はありませんでしたが、彼のツイッターアカウントをフォローしておけば、何か情報が得られるかもしれません。
「ダイヤル式電話を触ったことがない」という世代も存在する現代ですが、あのダイヤルを回す感覚を感じながら遊べるゲームというのはなかなか楽しそうですね!
[via Kotaku]
(abcxyz)
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