日常生活から、仕事、子育て、パーティーまでサポートしてくれるA.I.パーソナルロボット。そんな夢のようなロボットも、実現までもうすぐかもしれません。
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最近Kickstarterで目標金額の3倍を超える16万1537ドル(約1920万円)の資金を集めたこのプロジェクトは、まさにそんなパーソナルロボットを作るというもの。
「パーソナルロボット」という直球過ぎるプロジェクト名は少し心配になりますが、まずはどんなロボットなのか動画で見てみましょう。
朝になれば寝室まで来て起こしてくれて、睡眠時間やその日の予定を教えてくれて、家の中のスマート家電も操作してくれます。今日来ているスーツにどの色のネクタイが合うかなどのスタイリスト機能も。
会議中も話を理解して聴いており、データを分析して応えてくれたり、会議メモをメールしてくれたりと仕事でも役立ちます。買い物なども自動でオーダー、ユーザー好みのレストランからランチを注文してくれるという気の利きっぷり。
もちろん自宅警備もバッチリ。スマホからパーソナルロボット視点のライブ映像をみることも可能です。テレビ電話としても使え、パーティーでは内蔵スピーカーから音楽を流し、写真も撮ってくれます。さらには子供に読み聞かせをしてくれるなど、超多機能です。
OSはAndroid 5.0、ベース部分はIclebo社のKobukiを使用、その上にモニターやらカメラの付いた「顔」部分がついています。
動画では可愛らしい女性の顔が表示されていますが、公式サイトによれば、他にも子供やゴツイアゴのお兄さんも見られ、様々な顔や性格、才能を持ったA.I.が用意されるとのことです。
ベース部分がお掃除ロボのような形状をしているため、大きな段差は乗り越えられません(乗り越えられる段差は最大12mmとのこと)。
順調に製造が進めば、予約者には今年の11月には発送されるそうです。お値段は、将来一般向けに販売する際には2000ドル(約24万円)ですが、公式サイトで予約すれば995ドル(12万円)とのこと。
送料を払えば海外への発送もしてくれるようですが、残念ながら対応言語は英語のみ。これを機に英語を勉強するか、日本語対応のパーソナルロボットの登場を待ちましょう。
個人的には二足歩行も料理もできるような、映画『素敵な相棒~フランクじいさんとロボットヘルパー~』に出て来た感じのロボットが早く現実にできないかなぁ...と待ちわびています。
[via Observation Deck]
[The World's First Personal Robot]
Personal Robot by Robotbase[Kickstarter]
(abcxyz)
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