ヒマを持て余した(中つ国の)神々の遊び。
都会ではどこにでも在るコーヒー店の「スターバックス」。ここでは美味しいコーヒーや落ち着いた雰囲気が楽しめるだけでなく、いろいろな呪文を唱えて出てくる各種フラペチーノが堪能できますよね。
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今回は、そのスターバックスでバリスタを務める店員さんが、お客さんの残した紙コップを手にして撮った写真が...話題になったものです。
それがこの『ロード・オブ・ザ・リング』の「中つ国」の地図が描かれた紙コップ。
シンプルでありながらも、そのクオリティーに思わずサウロンの目玉がギョロリと三度見してしまうことと思います。まずはグルっと一周観てみるとしましょう。
モルドールの中心に描かれているのは、サウロンの居城「バラド=ドゥア」か!?
地名が「スターバックス」になっているみたい
この辺りはローハン
おぉー、これは小説版『指輪物語』の冒頭に載っていた地図そのもの!
どこまでシッカリ再現されて描かれているのか判りませんが、かなり細かいので、飲み終えてからも1時間くらいは滞在していたかもしれませんね。
もしかしたら皆さんお気付きかと思いますが、このカップの外側はコーヒー漬けにして茶色くし、わざと古文書のように古めかしい色合いにしているのです。芸が細かい!
「io9」で取り上げられていたこの紙コップ。Redditに掲載したのは発見者の同僚のCarpe_Natemさんだそうです。
ちなみにですが、このお客さんはカウンターで「ノン・ファット・チャイ・ラテ」の呪文を唱えた方だそうで、外側のコーヒー染めは誰が頼んだものなのかまでは明かされていません。
おそらくこの方は、ペンを片手にスタバでお決まりのドヤリングもせず、せっかく描いた地図をゴミとして置いていったのでしょう。アジアにはかっこ良すぎるスタバが存在しますが、このお客さんも相当クールです。
どこのどなたか存じませんが、中つ国に名の知れ渡った絵師さんなのかもしれません。
Beautiful Map To Middle-Earth Discoverd On Starbucks Cup[io9]
(岡本玄介)
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