三池崇史監督のヤクザファンタジー(?)映画『極道大戦争』の特報が公開されました。
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噛みつかれた者は、例え女子高生でも全員「ヤクザヴァンパイア」になってしまうという、超展開な物語の片鱗が見える特報をご覧ください。
世界中の人々がヤクザ化する、ヤクザポカリプスになってしまいそうですが、果たして......。それにしても、優希美青さん演じる女子高生が率いる2年3組の組員(クラスメート)が気になります。
以下はあらすじ。
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神浦玄洋...史上最強といわれるヤクザの組長。異彩を放つ数々の不死伝説が広まり、彼のことをヴァンパイアと呼ぶものさえいた――
海が近くうら寂れた毘沙門仲通商店街は、街の人々からの信頼が厚い神浦玄洋(リリー・フランキー)を組長とする神浦組が牛耳っていた。神浦の舎弟である影山亜喜良(市原隼人)は、敏感肌ゆえ刺青も入れられない若衆止まりの半端者。神浦に憧れて極道の世界に入ったものの、映画のような誇り高い仁義や任侠心に満ち溢れた理想の世界からほど遠い現在のヤクザ社会にうんざりしていた。退屈な毎日を送っていたある日、神浦の命を狙う刺客たちが次々と毘沙門仲通商店街に現れる。
神浦を狙う刺客たちは何者なのか? なぜ、神浦を狙うのか? 死闘の果て、影山の前に八つ裂きにされた神浦が横たわっていた。駆け寄った影山の首筋に、瀕死の神浦が突然噛みついた瞬間、影山に神浦の血が逆流する...「ヤクザヴァンパイアとして生きろ!」神浦はそういい残し絶命する。かくして"血の儀式"が行われ、街中を巻き込んだ刺客たちとの新たな闘いがはじまろうとしていた――
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同じく三池崇史監督作品の『極道恐怖大劇場 牛頭 GOZU』を思わせる、極道ホラーテイストなストーリーですが、どこかユーモラスな雰囲気も。
そして、特報とともに発表された豪華キャスト陣は以下。
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市原隼人(主人公・影山亜喜良)
成海璃子(ヒロイン・杏子)
リリー・フランキー(組長・神浦玄洋)
高島礼子(神浦組の若頭)
青柳翔(極道)
渋川清彦
優希美青(ヤクザヴァンパイアに変身する女子高生)
ピエール瀧(極道)
でんでん(親分を殺され苦悩する影山を導くキャラクター)
ヤヤン・ルヒアン(殺し屋)
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インドネシアの狂犬、ヤヤン・ルヒアンが主人公の影山と相対する殺し屋(ヴァンパイア・ハンター)として登場。さらに、高島礼子さんは『極道の妻たち』以来10年ぶりの極道映画出演。しかも性別無視の若頭役!
「観客の皆さんには、自分の物差しで計算できるものだけでなく、こういう映画もあっていいんだと、おもいっきりこの作品を楽しんでもらいたいなと思います。」との三池崇史監督の言葉通り、振り切った作品となりそうです。
『極道大戦争』は6月20日(土)TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー。
(C) 2015「極道大戦争」製作委員会
(スタナー松井)
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