ロゴに生モザイクがかけれちゃうんです。
現実世界ではどこに行っても有名企業の広告やロゴばかり! でも拡張現実の力を借りれば、視界に入るものの中からそんな企業広告やロゴを消しちゃうことも不可能ではありません。
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まるでブラウザでいうところのアドブロックなその拡張現実装置の名前は、ズバリ「ブランドキラー」(Brand Killer)。一体どんなものなのか、動画で見てみましょう。
この「ブランドキラー」、ぱっと見Oculus Riftっぽくも見えますが、7インチディスプレイとカメラ、ゴーグルなどをダンボール製の筐体に詰め込んだ手作りデバイスとなっています。
広告データベースを基に、登録されている情報をフレーム毎に認識して、一致するものを見つけたらモザイクをかけるものとなっています。
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企業ブランディングと広告は現代社会でユビキタスな存在となっており、それを避けるのはほぼ不可能です。もし消費者がこの過剰な企業ブランディングに対して盲目だったら?
ブランドキラーは、消費者が現実拡張し、企業の影響をオプトアウトする未来を描く技術デモンストレーションです。我々はコンピュータがユーザーの視界に入ったブランドやロゴをリアルタイムで認識してブロックするヘッドマウントディスプレイを作りました。
これは現実世界用のアドブロックです。
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チラッ...チラッ! とモザイクが外れて元のロゴが見えちゃったりするところは、エロティシズムを感じてしまう今後の改善が必要でしょうね。もっと改善してスリムなものもつくるそうなので、どうせなら『ゼイリブ』みたいなサングラス型をお願いしたいところです。
Hackers Are Trying To Make An Ad-Blocker For Real Life[via Kotaku]
(abcxyz)
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