現代の海王を名乗っても良いかと。
右足が沈み切る前に左足を出すことで、人は水の上を走ることができる、と言われていたりいなかったりします。
アメリカでは15メートルまでの水上歩行が確認済み。そして中国では、118メートルという記録が確認されましたッ!
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少林寺において、水上歩行は「水上漂」という軽功術の一つ。ベニヤ板を敷いた川の上を走り抜けていきますが、ご覧の通りすぐに足が沈むわバランスは取れないわで相当の体力と工夫(クンフー)を要する技術のようです。
膝まで沈んでしまっても素早く足を引き上げれば無問題ッ!
走破には強靭な大腿筋、姿勢を保つための広背筋、そして研ぎ澄まされた集中力が必要。
この偉業を成し遂げたのは中国福建省は南派少林寺の武僧、釈理亮さん。2005年から水上漂の修業をしているそうです。また、この動画撮影より数ヶ月後の2015年1月には120メートルを走破し自己記録を更新されました。2メートルというわずかな距離ですが、水上漂は1メートル記録を伸ばすのにかなりの修練を必要とするらしいです。
これを見て思うことはただひとつ。海王は、実在したのだッ!
Shaolin monk runs atop water for 118 meters[YouTube]
(ヤマダユウス型)
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