シリーズの歴史の重みを感じる...。
今回は『Arcade Sushi』より「ジャンル変更に成功したゲームシリーズ10選」というリストを紹介します。成功したかどうか感じるのは個人にもよると思いますが、とりあえず見てみましょう!
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■『Ghost Recon』シリーズ
本シリーズはもともと戦術的なシューティングゲームですが、ニンテンドー3DSで発売された『Ghost Recon: Shadow Wars』は、ターンベースのストラテジーゲームに変わりました。
見た目はひどいですが、ゲームプレイは深みあるもので戦略性が高く、また、プレイ時間が約30時間というボリュームを誇ることから今回のリストに選抜されました。
■『牧場物語』シリーズ
世界設定がSFな『イノセントライフ -新牧場物語-』やファンタジーアクションの『ルーンファクトリー -新牧場物語-』など、さまざまなジャンル変更にチャレンジしてきたシリーズですが、今回選ばれたのは、ニンテンドーDSで発売された『Harvest Moon: Frantic Farming』(日本未発売)というパズルゲームの成功です。
新しい試みなどはないのですが、タイルを動かすという基本的なゲームプレイが手堅く夢中になれるとのこと。また、程よい難易度曲線と魅力的なグラフィックも選ばれた理由です。
■『Halo』シリーズ
Xbox360で発売されたリアルタイムストラテジー(RTS)かつスピンオフ作品である『Halo Wars』が成功した例としてあげられています。Xbox360のコントローラーで、RTSをプレイできるように考えられたゲームデザインが褒められています。
その分、PCでプレイするRTSの深さは欠いてしまいましたが、RTSで重要な箇所だけをピックアップしてプレイしやすくし、豪華な映像技術や壮大なストーリーは『Halo』シリーズそのものだと評価されています。
■『Tomb Raider』シリーズ
本作はひとりでプレイするのが基本ですが、『Lara Croft and the Guardian of Light』は協力プレイをメーンに据えたゲームです。視点も固定されたカメラではなく、クォータービューになるなど、見た目の変化も顕著な作品です。
いくつかのレビューでは、最高のトゥームレイダーゲームのひとつだと評されたこともあります。
■『Prince of Persia』シリーズ
ニンテンドーDSでひそかに発売されたスピンオフの『Battles of Prince of Persia』が、ジャンル変更に成功した例としてあげられています。もともとはアクションゲームの本作ですが、『Battles of Prince of Persia』はターンベースのストラテジーゲームにトレーディングカードの要素を足したものになりました。
独特なゲームプレイ自体も評価されましたが、『プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂』と『プリンス・オブ・ペルシャ ケンシノココロ』の間の話を上手に埋めてくれたことも評価されています。
■『Age of Empires』シリーズ
リアルタイムストラテジーゲームで有名な本作。ニンテンドーDSで発売されたスピンオフ作品『Age of Empires: Mythologies』はターンベースのゲームになりました。
圧倒的な軍勢なしで、深い戦略的要素を実現したことが評価されています。いくつかの賞にノミネートもされましたが、売り上げは...だったようで。
■『Fallout』シリーズ
『Fallout3』では視点をクォータービューから一人称にし、戦闘に重点を置くものに変えました。
スピンオフの『Fallout BROTHERHOOD OF STEEL』は、ジャンルをRPGからアクションRPGに変更し、より戦術的な戦闘に重点を置きました。ロールプレイの要素は薄まりましたが、その代わりに戦闘システムがより深いものになりました。
■『Sonic the Hedgehog』シリーズ
『Arcade Sushi』では、過去10年間「ひどい」ジャンル変更を行っていたものばかりだったが、ニンテンドーDSで発売された『ソニッククロニクル 闇次元からの侵略者』は輝いていたと書かれています。
ターンベースのRPGにジャンルを変更しました。ゲームプレイはシンプルすぎて簡単だけど、逆に新鮮に感じると評されました。ちなみに、開発会社は『Mass Effect』や『Dragon Age』のBioWareだったりします。
■『バイオハザード』シリーズ
アクションアドベンチャーからガンシューティングにジャンルを変更した『バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ』と『バイオハザード ダークサイド・クロニクルズ』が例としてあげられています。
『バイオハザード』シリーズの編集版のような作りで、主要な話をさまざまなキャラクターでプレイできる点、セーブに必要なインクリボンやライフの回復に必要なハーブの管理などを心配することなく楽しめる作りが、評価されました。
■『Metal Gear Solid』シリーズ
従来のアクションゲームから、『METAL GEAR AC!D』でトレーディングカードを使用した戦術的なシミュレーションゲームに変更したことが成功した例としてあげられています。
また、続編の『METAL GEAR AC!D2』での付属品「SOLID EYE とびだシッド」の3D効果も、その意外性が評価されています。
いかがでしたでしょうか?
ジャンル変更には、今まで築いてきたものを崩してしまう恐れがあると個人的には思うので、果敢に挑戦したシリーズには称賛を送りたいですね!
読者の方も「こんなシリーズもジャンル変更してたよ」というのがあれば、ぜひぜひコメント欄に書き込んでみて下さい!
10 GAME FRANCHISES THAT SUCCESSFULLY SHIFTED GENRES[Arcade Sushi]
3DS 『ゴーストリコン シャドーウォー 』 トレーラー
Harvest Moon: Frantic Farming (DS) Gameplay Trailer
Halo Wars - Official Trailer
Lara Croft and the Guardian of Light Announcement Trailer
Battles of Prince of Persia Nintendo DS Trailer - Official
Age of Empires: Mythologies Nintendo DS - HD Trailer
Fallout: Brotherhood of Steel - trailer
Sonic Chronicles: The Dark Brotherhood Nintendo DS Trailer
『バイオハザード クロニクルズ HDセレクション』1stトレーラー
Metal Gear Ac!d Walkthrough - 01 - Intro & Tutorial[YouTube]
(Go Itakura)
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